久保誠、レーシングカート世界大会に日本代表として出場へ
レーシングカートドライバーの久保誠(42歳、広島県出身)が、2026年の国内ROTAX MAX Mastersで年間ランキング1位を獲得し、日本代表として世界大会に出場することが決まりました。出場する大会は、11月7日〜14日にポルトガル・ポルティマンで開催される「ROTAX MAX Challenge Grand Finals 2026」です。久保にとって同大会への出場は2009年以来17年ぶりとなり、40歳以上のドライバーが競うDD2 Mastersクラスで世界一を目指します。

17年ぶりに挑むレーシングカートの世界舞台
久保は過去に2005年、2007年、2008年、2009年とROTAX MAX Challenge Grand Finalsへの出場を重ねてきました。その後はSodi World Series(SWS)などレンタルカートの国際大会を主舞台とし、2014年にはオーストリアで開催されたRed Bull Kart Fight World Finalで優勝、2025年にもスペインで開催されたSWS International FinalsのMasters部門で総合2位(総合準優勝)を記録しています。


今回挑むDD2 Mastersは、2速の変速機構と前後ブレーキを備えた本格的なレーシングカートのカテゴリーです。レンタルカートで世界一を経験した久保ですが、レーシングカートの国際大会での世界一は未完の目標となっており、培ってきた車両適応力や勝負勘と長年の経験を融合させて世界に挑みます。久保は「まずは表彰台。そして、まだ達成していないレーシングカートでの世界一を目指します。」と意気込みを語っています。
鈴鹿での4連勝から年間ランキング首位へ

2026年の国内ROTAX MAX Mastersクラスにおいて、久保はチーフメカニックの神田とともに戦略的に参戦しました。
低温期の車両コントロールが求められる鈴鹿で早期に結果を出し、4月までに4連勝を記録しました。シーズン後半に激化した競争や車両の消耗を乗り越え、年間ランキング1位で日本代表の座を獲得しました。久保は個人の成績に加え、国内Mastersクラスの実力を世界に示す覚悟を持って大会に臨む姿勢を示しています。
競技戦略とフィジカルトレーニングの両面で準備


世界大会に向けて、チームオーナー兼チーフメカニックの神田とともに万全の準備を進めています。神田は久保の強みを「反応というより反射に近い車両挙動の修正能力」と評価し、鋭敏な車両特性を速さに変える能力に信頼を寄せています。
大会で使用されるMOJO D5タイヤへの適応練習のほか、大阪の「からだち鍼灸整骨院」で専門家の指導を受け、筋力や体幹、バランス能力といったフィジカルトレーニングに取り組んでいます。公式練習時間が限られる現地での戦いに向け、国内で大会仕様に近い車両に慣れた上で現地入りする計画です。
世界大会への渡航・滞在費やトレーニング費などを確保するため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」での支援募集も進められています。
目標金額は200万円で、本人・チーム側でも50万円を負担する計画です。2026年10月27日時点で22名から57万5,000円の支援が寄せられ、スポーツ部門の「人気ランキング」で3位となっています。返礼品には世界大会限定ステッカーやTシャツ、世界戦報告会のほか、グループ走行会や技術レビューなどが用意されています。
大会概要
- 大会名:ROTAX MAX Challenge Grand Finals 2026
- 開催期間:2026年11月7日〜14日
- 開催地:ポルトガル・ポルティマン
- サーキット:Kartódromo Internacional do Algarve
- 出場カテゴリー:DD2 Masters
- 日本代表選手:久保 誠
- 大会規模:60以上の国・地域から432名が参加予定(全カテゴリー合計)
- 大会公式サイト:https://grandfinals.rotax-racing.com/
- 久保誠選手エントリーリスト:https://rotax-ems.com/media_entrylist.php?class=DDM
- CAMPFIREプロジェクト(みんなの夢を乗せて、マコトの頂へ。):https://camp-fire.jp/projects/992265/view
本記事はレーシングカートドライバー 久保 誠の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



