不動産AI総合研究所、不動産AIツール カオスマップ 2026を公開
株式会社WIGが運営する専門メディア「不動産AI総合研究所」は、不動産事業者向けAIツールを業態と業務工程の2軸で整理した「不動産AIツール カオスマップ 2026」を公開しました。2025年1月〜2026年9月に発表された新サービス19件や既存SaaSへのAI機能追加16件に、それ以前から提供中の主要サービス48件を加えた計83件が掲載されています。
本カオスマップは、3つの業態と8つの業務工程によって整理されています。
- 業態:売買仲介・買取再販/賃貸仲介・賃貸管理/その他(デベロッパー・AM・分譲マンション管理)
- 業務工程:①仕入れ・開発 ②集客・広告素材 ③接客・追客・反響 ④査定・価格 ⑤契約・重説・書類 ⑥入居者対応・退去 ⑦建物管理・修繕 ⑧横断・データ基盤
マップ内では「新しさ」が一目でわかるよう、3区分で表記されています。
- 太字:2025–26年の新サービス(19件)
- 通常:2025–26年のAI機能追加(16件)
- グレー:その他の提供中サービス(48件)
掲載対象は「不動産事業者向け(BtoB)で、不動産業務に特化し、AIを中核機能に持つサービス」に限定されています。大手不動産会社の内製AI、エンドユーザー向け、汎用AIツールの不動産用途、経理・バックオフィス領域は対象外です。なお、PDF資料はダウンロードページ(https://realestate-airi.wiginc.jp/guide/chaosmap/)より無料でダウンロードできます。
分布からみられた4つの傾向
カオスマップの分布からは、以下の4つのポイントが示されています。
- 集客・広告素材が最大の激戦区となり、18件と全工程で最多を記録しました。ステージングと物件登録の自動化への参入が続き、2025–26年だけで新サービス4件・機能追加4件となっています。
- 分譲マンション管理は新規参入によって一気に埋まり、建物管理の新サービス5件はすべて分譲マンション管理向けでした。
- 賃貸管理は「既存SaaSのAI化」が中心となっており、イタンジ、日本情報クリエイト、GMO ReTechなど既存の管理ソフトにAIが乗る形が主流となっています。
- 仕入れ・査定は既存勢がそのままとどまり、計16件のうち2025–26年の新サービスは0件でした。
不動産AI総合研究所の取り組み
不動産AI総合研究所は、不動産業界に特化した生成AIの実装・活用・組織定着を支援する専門メディアです。特定のSaaSベンダーに属さない中立の立場から、不動産仲介・管理・開発の現場におけるAIの活用方法や定着手順を研究し、実務に落とし込める形で情報発信を行っています。
不動産実務に即したAI活用ガイドやプロンプト集のほか、自社のAI活用度を把握できる無料の「AI成熟度診断」、無料の個別相談などを提供し、AIの導入やセキュリティ面に不安を抱える不動産事業者の支援を行っています。
株式会社WIGの会社概要
- 社名:株式会社WIG
- 所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
- 代表者:代表取締役 藤田 遼
- 設立:2024年9月
- 事業内容:経営・事業コンサルティング(超伴走型事業支援、営業代行支援)/ WEBマーケティング支援/ AIデベロップメント(FDEモデルによるAI開発、不動産AI総合研究所の運営)/ SaaS「ナレッジストック」の開発・提供
- URL:https://wiginc.jp/
本記事は株式会社WIGの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



