日韓の作家16名が参加したアンソロジー シスターパンク・ユニオンが日韓で同日刊行
東京都新宿区に本社を置く株式会社河出書房新社(代表取締役 ⼩野寺優)は、日本SF作家クラブ+韓国SF作家連帯編によるアンソロジー『シスターパンク・ユニオン』を10月27日に刊行した。同書は日本と韓国の作家16名が「シスターパンク」という一つのテーマで書き下ろした短編を収録している。韓国の出版社である現代文学と河出書房新社から、日韓両国で同日発売された。

日韓の作家団体と出版社による共同プロジェクト
『シスターパンク・ユニオン』は、日本SF作家クラブと韓国SF作家連帯という両国の作家団体が2022年に出会ったことから企画が始まった。日韓の作家たちによる短編競作アンソロジーの制作を目指す中で「シスターパンク」という概念が生まれ、一冊の本として実現した。

韓国では老舗文芸誌「現代文学」の発行元で文学賞「現代文学賞」を主催する出版社・現代文学が、日本では河出書房新社が10月27日に同日刊行した。カバーデザインには、韓国の人気イラストレーター・Jiye Yangによる同じ装画が用いられている。日本SF作家クラブと韓国SF作家連帯は共同声明において、内容も装画も完全に揃えた合同アンソロジーが両国それぞれの言語で日韓同時発売される世界でも類を見ない共同企画であるとしている。
日韓の最前線で活躍する作家16名が参加
同書には、日韓の作家全16名が「シスターパンク」をテーマに書き下ろした作品が収録されている。
日本からは、『ババヤガの夜』で日本人初となる英ダガー賞を受賞した王谷晶や、『黒牢城』で直木賞と山田風太郎賞をW受賞した米澤穂信ら8名が参加した。韓国からは、『呪いのウサギ』が国際ブッカー賞と全米図書賞の最終候補に選ばれたチョン・ボラや、『わたしたちが光の速さで進めないなら』でデビューしたキム・チョヨプら8名が参加している。
作中では「生活困難者保護」という名の捕獲作戦、火星探査隊失踪の謎、対照的な2人が分かち合う中華と反骨心、双子のタイムトラベラーなどの物語が描かれている。
書誌情報
『シスターパンク・ユニオン』の仕様や価格などの情報は以下の通り。

- 書名:シスターパンク・ユニオン
- 編者:日本SF作家クラブ+韓国SF作家連帯
- 仕様:46変形判/並製/408ページ
- 発売⽇:2026年10⽉27日
- 定価:3,190円(本体2,900円)
- ISBN:978-4-309-03297-9
- 装丁:青い装丁室
- 装画:Jiye Yang
- 書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032979/
本記事は株式会社河出書房新社の発表をもとに作成。
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