奈良市で「古都祝奈良の時空旅行」が2026年11月に開催へ
奈良市で2026年11月7日(土)~29日(日)に、アートプロジェクト「古都祝奈良の時空旅行 アートを巡り 時代と出会う」が市内各会場で開催される。市民とアーティスト、来場者がともに過去・現在・未来を巡り体験する試みとなる。開催に向けて、招へいアーティスト2名の作品写真などが公開された。
招へいアーティスト2名の作品写真を公開
今回公開されたのは、中﨑透氏の「看板屋なかざき」と、顧剣亨氏の「湖は日々変わる Everyday the Lake Changes」の作品写真である。


中﨑透氏の「看板屋なかざき」は、市街地に位置する椿井市場を舞台に看板作品を展開する。2001年から開始した看板作品シリーズであり、依頼人の要望を必ずしも引き受けない契約書をもとに制作される。実態とイメージのギャップを可視化させ、日常の風景への気づきを促す装置として機能させる意図を持つ。作品は既に椿井市場に設営済みで、看板点灯時間は午前9時~午後10時となっている。
顧剣亨氏の「湖は日々変わる Everyday the Lake Changes」は、松尾山と若草山の上から奈良の街を眺めた体験などを背景に制作されている。古い歴史を持つ建築と現代の建物が混在し、継承と更新を繰り返してきた奈良の時間の重なりに目を向けたステートメントが寄せられている。
あわせて、北山十八間戸会場の内覧会や、青少年と創る演劇Liteの稽古取材に関する情報も案内された。
多様な時代空間を巡る「古都祝奈良の時空旅行」


本事業は、古代・中世・近世・近代・現代、未来へと連なる時間層が同時に実在する奈良の特徴をいかし、時代性を残す実在の空間を舞台に市民の創作活動やアートプロジェクトを展開するものである。
来場者は複数の会場を巡りながら、展示や演劇、市民の創作活動などを通して奈良の時間を移動するような体験を得られる。市民が文化遺産と現代の生活を結び直す機会をつくるとともに、観光客を含む来場者に対して歴史と現代美術、演劇などを同時に楽しむ文化体験の提供を目指している。
開催概要とプログラム
事業の開催概要およびプログラム内容は以下の通り。
- 会期:2026年11月7日(土)~29日(日)※コア期間 21日(土)~23日(月・祝)
- 会場:東大寺観音院、椿井市場、北山十八間戸、近鉄奈良駅前行基広場ほか
- 主催:奈良市アートプロジェクト実行委員会

プログラム内容:
- 招聘アーティストによる展示
- 東アジア国際シンポジウム
- まちなか舞台~奈良パフォーマンスラボ~/青少年と創る演劇Lite
- 古都祝奈良の学校
- グリーン・マウンテン・カレッジ
本件に関する問い合わせは、奈良市 文化振興課(TEL:0742-34-4942)が受け付けている。

本記事は奈良市の発表をもとに作成。
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