Dellows News

Startup Island TAIWAN Tokyo Hubが日台ビジネス交流会を開催

台湾の政府機関・国家発展委員会(NDC)が推進するスタートアップブランド「Startup Island TAIWAN」の日本拠点であるStartup Island TAIWAN Tokyo Hubは10月22日、在日台湾人や日台ビジネスに関心のある方を対象とした交流イベント「日本創業&ビジネス経験交流会」を開催しました。台湾で日本商品の越境ECを先駆けて事業化した呂元鐘(Max Lu)氏らが登壇し、自身の事業展開について語りました。会場とオンラインを合わせ、日本と台湾から計約130名が参加しました。

開催の背景

日本で暮らす台湾人が年々増える中、日本での起業や副業、日台をつなぐビジネスへの関心も高まっています。一方で、日本で事業を立ち上げるための実践的な情報や、経験者と直接つながれる機会はまだ限られている状況にあります。こうした背景から、Startup Island TAIWAN Tokyo Hubは、在日台湾人コミュニティと日本のビジネス環境をつなぐ場として同イベントを企画しました。

越境ECや宿泊事業の実践例を共有

登壇した呂元鐘(Max Lu)氏は、21歳で立ち上げた日本商品の代理購入サービスを、4年で年間売上1億台湾ドル近く(約5億円)の規模に成長させ、売却に至るまでの経緯を紹介しました。さらに、日本での宿泊事業の現状や、AIを活用した小規模事業の効率化について、自身の事業経験をもとに語りました。円換算は1台湾ドル=約5円で計算されています。

講演後の質疑応答では、AI時代におけるサービス業の変化や、宿泊ブランド「WHO’S HOME」の運営で大切にしている点に関する質問が寄せられ、イベント終了後も参加者同士の交流が行われました。

登壇者とイベントの概要

イベントには、起業家として事業を展開してきた以下の登壇者が参加しました。

  • 呂 元鐘(Max Lu)(WHO’S HOME 創業者/Add.one 創業者):国立台湾大学資訊工程学系(情報工学科)在学中の2003年、21歳で日本商品の代理購入サイト「Japan Import(全球日貨物流網)」を創業。創業2年目に約80万台湾ドル(約400万円)の利益を上げ、4年目には年間売上1億台湾ドル近く(約5億円)、年間取引2万件超の代理購入サイトに成長させ、2007年に潤泰グループへ売却。2012年には『数位時代』でコラムを連載し、AirbnbやUberなどを台湾に紹介した。PIXNET(痞客邦)副総経理(VP)を経て、2017年に朱皇韋氏と「Add.one」を創業し約5,000名のインフルエンサーネットワークを構築。2025年に東京で法人を設立し、宿泊ブランド「WHO’S HOME」を立ち上げ、2026年に第1号施設を開業した。(公式サイト:https://maxlu.club/)
  • 謝 銘元(XMY)(Meow Universe(喵宇宙)創業者):台湾を拠点とする連続起業家・事業家で、元金融リサーチャー。Eコマース、デジタル広告、資金調達、M&A、不動産、ホスピタリティ、AIを活用した業務設計に携わる。少人数チームで再現できる仕組みづくりに取り組み、台湾と日本をまたぐ事業を展開している。(公式サイト(日本語):https://xmy.tw/ja 、公式サイト(中国語):https://xmy.tw/international-media)

イベントの開催概要は以下の通りです。

  • イベント名:日本創業&ビジネス経験交流会(日本創業&商務經驗交流)
  • 日時:2026年10月22日(木)19:00〜22:00
  • 会場:Startup Island TAIWAN Tokyo Hub(東京都港区芝大門1-3-4 GRAN FIRST 7階)
  • 形式:会場参加+オンライン配信
  • 参加者数:計約130名(会場約100名、オンライン約30名)
  • 参加費:無料

Startup Island TAIWAN Tokyo Hubについて

Startup Island TAIWAN Tokyo Hubは、国家スタートアップブランド「Startup Island TAIWAN」の海外ハブとして、2024年9月に東京に開設されました。台湾スタートアップの日本進出支援、日本企業・自治体・投資家との連携、コワーキングスペースの提供、コミュニティイベントの開催などに取り組んでいます。2026年には港区芝大門へ移転し、ハブ機能を拡大しました。

同拠点では今後も、在日台湾人コミュニティや日台ビジネスに関わる人々に向けて交流イベントを継続して開催していく方針です。

本記事はStartup Island TAIWAN Tokyo Hubの発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間