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横浜銀行、個人向けローン業務基盤にnCinoの銀行業務統合プラットフォーム採用

nCino株式会社は、株式会社横浜銀行が個人向けローンの業務基盤として、nCinoの銀行業務統合プラットフォームを採用したことを発表した。横浜銀行は申込受付から審査、実行までの一連のプロセスを一つの基盤上で運用し、複数のシステムに分かれていた業務フローの整理と安定稼働を図る。定型的な確認や事務処理をシステム側で担うことで、行員が顧客対応やより高度な判断を要する案件に注力できる業務プロセスをめざす。

採用の背景と中期経営計画での位置づけ

横浜銀行の親会社である株式会社横浜フィナンシャルグループは、2025年度から2027年度を対象期間とする中期経営計画において、「地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれるソリューション・カンパニー」をめざす姿として掲げている。個人戦略では「お客さまの利便性を高めつつリソース配分を見直し、ストックビジネスを強化」を方針とし、手続きのオンライン化や最適なチャネル提供を通じた顧客体験の向上と、高度なソリューション提供体制の強化を進めている。

横浜銀行はこれまでも業務効率化に取り組んできたが、今後の商品追加やUI/UX改善などの環境変化に迅速かつ柔軟に対応できる基盤への進化と、AIをはじめとする技術の進展を継続的に取り込める仕組みの構築を目的に、ローン業務基盤刷新のパートナーとしてnCinoの採用を決定した。

導入による業務プロセスの刷新

横浜銀行は、個人向けローンの業務を対象にnCinoの銀行業務統合プラットフォームを導入する。申込受付から審査、実行までを一つの基盤上で運用することで、安定稼働とスムーズな処理速度を備えた運営体制を構築する。

あわせて、定型的な確認や事務処理はできる限りシステム側で担い、行員が顧客への対応やより高度な判断を要する案件へ注力できるように業務フローの整理を進める。

横浜銀行がnCinoを採用した4つの理由

横浜銀行は、戦略目的の実現に向けて以下の4点を評価し、nCinoの採用を決めたとしている。

  • 統合プラットフォームによる作業負荷の軽減:個人信用情報の照会などで生じる重複的な確認作業や、複数システムにまたがる二重操作の負担を軽減できる点。
  • 標準化されたプロセス・仕様の可視化による業務品質の担保:業務プロセスや仕様が標準化された形で管理・文書化され、関係者全員が業務の全体像を把握しやすくなり、行員が正確に業務を遂行できる環境を整えられる点。
  • 限られた人員体制での安定運営:Fit to Standardの開発方針のもと、個別カスタマイズを抑えつつパッケージの継続的なアップデートを取り入れられるため、限られた人員体制でも安定した運営を実現できる点。
  • 技術の進展を取り込み続けられる拡張性:AIをはじめとする新たな技術がプラットフォームの標準機能として継続的に提供され、大規模な追加開発を行わずに環境変化へ対応しながら、最新技術を業務に取り入れ続けられる点。

両社関係者のコメント

導入にあたり、横浜銀行取締役常務執行役員の勝田氏は、将来にわたる拡張性や当行自身の手で改善を重ねていける柔軟性を重視したとしたうえで、「お客さまや市場のニーズの変化に合わせて基盤を進化させ続けられるパートナーとして、nCinoとの協業を決定しました」と述べている。

また、東京都港区に日本法人を構えるnCino株式会社の代表取締役社長である野村逸紀は、「神奈川県内で長年にわたり地域経済を支えてこられた横浜銀行様が、お客さまとの信頼関係を大切にしながら着実に変革を進められていることに、深く敬意を表します」とコメントしている。

各社概要

株式会社横浜銀行

  • 本社:神奈川県横浜市
  • 代表取締役頭取:片岡達也
  • 概要:神奈川県を中心に事業を展開する地方銀行で、株式会社横浜フィナンシャルグループの中核子会社
  • URL:https://www.boy.co.jp

nCino株式会社

  • 日本法人:東京都港区
  • 代表取締役社長:野村逸紀
  • 概要:世界2,700以上の金融機関に銀行業務統合プラットフォームを提供するクラウドバンキング企業(米nCinoはNASDAQ: NCNO)
  • URL:https://www.ncino.com/ja-JP

本記事はnCino株式会社の発表をもとに作成。

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