関西学院、三代目パイプオルガンを設置へ 2026年10月に奉献式開催
学校法人関西学院(兵庫県西宮市、理事長:荻野昌弘)は、西宮上ケ原キャンパスにあるランバス記念礼拝堂内に、三代目となるパイプオルガンを新たに製作・設置することを決定しました。今回の設置は、2020年に閉校した準学校法人パルモア学院からの寄付を基に行われるものです。これを記念し、同礼拝堂にて2026年10月31日(土)に奉献式と奉献コンサートが開催される予定です。
新たなパイプオルガンは、かつて関西学院と同じルーツを持っていたパルモア学院からの寄付を基に製作・設置されます。パルモア学院は、1886年に来日したランバス宣教師一家が開設した読書館(英語塾)を源流とする神戸有数の英語学校で、関西学院にとって姉妹校ともいえる存在でした。
2020年のパルモア学院閉校にあたり関西学院へ多額の寄付が寄せられたことを受け、本オルガンは「パルモア・オルガン」として親しまれながら、両校の歴史と絆を末永く響かせ続けることが願われています。
新たに設置されるオルガンは、フランス・アルザスのユベール・ブライエ社(Hubert BRAYÉ S.A.R.L.,フランス・アルザス)が製作を手がけます。同社はオルガンの建造や歴史的価値の高いオルガンの修復などを担っており、フランス政府の認証制度「EPV(Entreprise du Patrimoine Vivant:生きた伝統遺産企業)」の認定を受けている企業です。
本オルガンはアルザス地方の19世紀中頃の伝統に基づいて製作され、ひとつの時代や地域性に限定されない豊かな音色を持つとされています。主な仕様は以下の通りです。
- 製作:ユベール・ブライエ社(Hubert BRAYÉ S.A.R.L.,フランス・アルザス)
- 仕様:2段手鍵盤・ペダル付き
- ストップ数:24ストップ
創立70周年で建てられたランバス記念礼拝堂の歩み
設置先となるランバス記念礼拝堂は、関西学院の創立者であるアメリカ人宣教師ウォルター・ラッセル・ランバスの名前を冠し、1959年に創立70周年を記念して建設されました。式典や礼拝のほか、キリスト教行事、コンサート、結婚式、学生オルガニストのレッスンなどに幅広く用いられており、関西学院のキリスト教主義教育を象徴する建物となっています。
礼拝堂に設置されてきたパイプオルガンとしては、1961年に在米の元学院宣教師たちの募金活動により導入されたシュリッカー社(アメリカ)のオルガン、1982年に設置されたオーバーリンガー社(ドイツ)のオルガンに続き、今回のブライエ社製が三代目となります。
奉献式・奉献コンサートの実施概要
完成を記念した奉献式および奉献コンサートは、2026年10月に以下の日程で開催されます。
- 日時:2026年10月31日(土)13:00~15:10
- 会場:関西学院 西宮上ケ原キャンパス ランバス記念礼拝堂
- 内容:
- 奉献式 13:00~13:50
- 休憩 13:50~14:10
- 奉献コンサート 14:10~15:10
- 参加者:パルモア学院同窓会、施工業者、関西学院関係者 等
- 主催:関西学院
本記事は学校法人関西学院の発表をもとに作成しました。
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