教員支援サービス「アシタのジュギョウ」リリース、授業作りやアイデア共有に
教員の働き方改善を目的とした小・中・高・特別支援学校の教員個人向けWebサービス「アシタのジュギョウ」が2024年5月2日にリリースされた。月額300円で利用でき、3ヶ月の無料トライアル期間が設けられている。
「アシタのジュギョウ」では、教員が普段準備している授業をそのまま共有できるようにし、授業作成・管理・共有をシームレスに行えるようにした。また、作成した授業をコマに割り当てられるカレンダー機能を採用し、教科別・クラス別の色分けや授業時数の自動カウントなど、教員特有のスケジュール管理の問題を解決している。
アシタのジュギョウ運営局の代表である高松氏は、現場の教員が求めているものを実現し、誰かの「今日の授業」が他の誰かの「明日の授業」のヒントになる環境を作ることを目標としている。
高松智久氏は1985年生まれ、愛知県出身。京都大学経済学部卒業後、野村證券(株)に入社し、企業の買収や合併などに関わった。その後、教師を志し、塾講師として働きながら大学の通信制課程で教員免許を取得。東京都足立区とさいたま市の公立中学校の英語科教員として8年間勤務した後、2024年より教師を退職し、「アシタのジュギョウ」の開発・運営を開始した。