THE SAKAI Tokyoが2026年度グッドデザイン賞を受賞
KTXアーキラボ一級建築士事務所が内装設計を手がけ、株式会社ライズが事業主体を務めるプレミアム寿司ブランドの東京店「THE SAKAI Tokyo」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD 2026)」を受賞した。


同賞は1957年創設の「グッドデザイン商品選定制度」を前身とする横断的なデザイン推奨制度で、2026年度の審査結果は10月15日に発表された。審査対象となった5,111件のうち、1,484件が受賞している。
「THE SAKAI Tokyo」は、ドイツ・フランクフルトに本店を置くプレミアム寿司ブランドの東京旗艦店である。


本プロジェクトにおいてKTXアーキラボは、建築やインテリアの空間そのものを「寿司を主役にするパッケージ」と定義した。内装全体を質感豊かな木で統一する一方、カウンターの中心には水の流れを模した透明感のあるガラス製の付台を配置している。
また内装には、CO2排出ゼロ・リサイクル率95%を達成した環境技術「佐久本式熱分解装置 Atmos」により再生された、廃棄太陽光パネルのリサイクルガラスが実験的に採用された。サステナビリティと食体験が融合した飲食空間のあり方を提示している。
審査委員による評価
審査委員からは、特殊なガラス製付台に関して、汚れを拭き取りやすく清潔感があることや、光の反射によって寿司を下からもライトアップできる点が挙げられた。さらに、水を感じさせる透明感によって魚の鮮度が引き立ち、浮遊感によって一貫一貫のフォルムを鮮やかにプレゼンテーションできること、周囲の素材が同種の木材で統一され付台が浮かび上がる演出についても言及された。

空間設計に対する考え方
内装設計を担当した株式会社KTXアーキラボの代表取締役である松本哲哉氏は、商業建築や空間環境の設計について、クライアントにとって収益を上げるためのビジネスツールであることを念頭に置いているとしている。空間自体が持つインパクトが人の潜在意識への扉を開く鍵となり、正しいメッセージを届けられるように設計されなければならないという考えのもと、クライアントと連携したソリューションドリブンデザインに取り組んでいる。
店舗および関連情報
店舗概要は以下の通りである。
- 店舗名:THE SAKAI Tokyo
- 所在地:東京都中央区京橋1丁目7-1 TODA BUILDING 2階
- 規模:21坪(69.73㎡)
- 利用開始:2025年8月19日
- 公式Webサイト:https://www.sakai-tokyo.com/
- グッドデザイン賞 公式 受賞ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/33910
- KTXアーキラボ 作品紹介ページ:https://ktx.space/2023/11/10/the-sakai-tokyo/
設計を手がけた株式会社KTXアーキラボは、兵庫県姫路市船丘町298-2日新ビル2Fに本社、東京都港区南麻布3-4-5エスセナーリオ南麻布002に東京オフィスを構えている。
本記事は株式会社KTXアーキラボの発表をもとに作成。
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