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大学の学びと採用をつなぐ研究会、採用の評価を考えるシンポジウムを11月2日開催へ

大学の学びと採用をつなぐ研究会(代表:曽和 利光)は、2026 年11月2日(月)に企業の採用における「評価」のあり方を考えるシンポジウム「その採用は、若者に何を語っているのか — 問われる企業の選考責任 —」をオンラインで開催する。2026年3月に政府が企業へ成績証明書等の活用や学業成果の適切な評価を要請したことを背景に、選考基準そのものの見直しが求められている。本イベントでは、文部科学省の政策担当者、研究者、採用実務の専門家、大学のキャリアセンター関係者が登壇し、これからの採用選考における具体的な評価手法や課題を議論する。

学業成果の適切な評価を求める政府要請と選考の現状

2026年3月、政府は2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動において、成績証明書等を採用選考の基礎資料として活用し、学業成果や学業への取組状況を適切に評価するよう企業に要請した。あわせて、学業を通じて培われた「汎用的能力」についても適切に評価することが示されている。

採用活動の早期化や選考時期といったスケジュール面に加え、何を根拠に学生を評価するのかという選考基準自体にも焦点が当たっている。現在の採用現場では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」など、学生の経験や伝え方を中心とした選考が広く行われているが、生成 AI の普及により自己 PR や面接回答が作り込める環境となったことで、学生の見せ方の先にある能力をどのように見極めるかが課題となっている。

産官学の視座から採用選考のあり方を議論するプログラム

当日は、政策・学術・実務・教育現場の各視点から発表と議論が行われる予定となっている。

  • 16:00 開会・趣旨説明(大学の学びと採用をつなぐ研究会 辻 太一朗)
  • 16:05 「政府要請の意図と、これからの方向性」(文部科学省 高等教育局学生支援課長 柿澤 雄二 氏)
  • 16:20 提言「いま、評価に問われていること」(学習院大学 名誉教授 今野 浩一郎 氏)
  • 16:35 「企業でも、無理なく始められる実装の勘所 採用実務の第一人者として、具体策を提案」(株式会社人材研究所代表 曽和 利光 氏)
  • 16:50 「大学はこの動きをどう受け止めているのか 現場からの報告大学向けシンポジウム参加者の反応からみえること」(学習院大学キャリアセンター 淡野 健 氏)
  • 17:00 パネルディスカッション「これからの採用で、何を根拠に人を見極めるか」(登壇者:柿澤 雄二 氏、今野 浩一郎 氏、曽和 利光 氏、淡野 健 氏/司会:辻 太一朗)
  • 17:25 まとめ・閉会(大学の学びと採用をつなぐ研究会 曽和 利光)

  • タイトル:その採用は、若者に何を語っているのか — 問われる企業の選考責任 —
  • 日時:2026 年 11 月 2 日(月)16:00~17:30
  • 形式:オンライン(Zoom)
  • 参加費:無料
  • 主催:大学の学びと採用をつなぐ研究会
  • 協力:学習院大学キャリアセンター
  • 参加方法:申込フォーム(https://ws.formzu.net/fgen/S7392375/)より申し込み。申込締切は令和8年10月30日(金)18:00(定員に余裕がある場合は期日以降も受付)

大学の学びと採用をつなぐ研究会について

大学の学びと採用をつなぐ研究会は、大学での学びと採用のあり方をつなぐため、企業や大学の関係者らが集まり、調査研究や政策提言、情報発信に取り組む有志の研究会である。大学で身につけた汎用的能力の評価など、学修成果を採用選考に適切に反映する仕組みを目指して活動している。2026 年 7 月には大学のキャリアセンター関係者を対象としたシンポジウムを開催しており、今回は議論の対象を企業の採用・人事部門にも広げて実施するとしている。

本記事は大学の学びと採用をつなぐ研究会の発表をもとに作成されています。

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