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KikuviがAIヒアリングで固有名詞や社内用語を登録できる辞書機能を提供開始

株式会社Kikuviは、AIヒアリングエージェント「Kikuvi」において、プロジェクトごとに固有名詞や社内用語の読み方と意味を登録できる「辞書機能」の提供を開始した。登録した読み方はAIキャラクター「キクゾウ」が質問を読み上げる際に反映され、登録した単語と意味は回答者の発言を文字起こしする際の手がかりとして活用される。組織特有の言葉をあらかじめAIに登録することで、読み間違いや表記のずれを低減させる。

開発の背景と目的

組織内で行われるヒアリングでは、社員の名前、拠点や店舗の地名、自社の製品名やシステム名、業界や社内でしか通じない略語といった独自の言葉が多用される。従来のAIでは一般的な読み方で読み上げられたり、記録の文字起こし時に別の漢字や語へ置き換わったりする課題があった。

質問時になじみのある言葉を読み違えると回答の流れが滞り、人名や製品名が別表記になれば記録の確認に手間が生じる。今回の辞書機能は、組織の言葉を事前にAIへ読み込ませることで、こうしたずれを抑える目的で開発された。株式会社KikuviのFounder CEO 佐藤拳斗は、辞書機能によってKikuviが一つひとつの組織の言葉で聞けるようになったとしている。

辞書機能の特長と管理方法

新機能では、単語ごとに登録された読み方に沿ってキクゾウが発音を行う。「東海林(しょうじ)」のような人名や「放出(はなてん)」のような地名など、一般的な読み方と異なる語も登録通りに読み上げられる。

また、役職・部署・地域・用途といった文脈や意味も登録可能で、文字起こしの際にAIが登録内容を手がかりにして表記を補正し、別の漢字や語に置き換わるリスクを抑制する。辞書はプロジェクトごとに管理され、1プロジェクトにつき100件まで登録できる。登録は画面からの個別追加のほか、「単語・読み・定義(意味)」の3列で構成されたCSVファイルによる一括取り込みや書き出しにも対応する。

本機能はキクゾウが聞き手を務める音声ヒアリングで利用でき、プロジェクト設定の「辞書」から登録する。法人向けの個別契約(エンタープライズ)で提供され、導入の相談は https://kikuvi.com/enterprise にて受け付けている。

社内業務から市場調査までの活用シーン

本機能の活用シーンとして、社内では社内システム名や略語が多く使われる業務の棚卸し(BPR)や、製品の型番や現場用語が頻出するベテラン社員のノウハウ聞き取り、部署名・役職名・社員名が飛び交う人事ヒアリングなどが挙げられている。

顧客・市場向けの調査では、自社の製品名やブランド名に関する顧客ヒアリング、店舗や地域名が含まれるエリア別調査、業界の専門用語を用いる専門職へのヒアリングなどでの活用が見込まれている。

株式会社Kikuviについて

AIヒアリングエージェント「Kikuvi」は、AIが自律的にヒアリングを設計・実施し、非同期かつ並列で数百〜数千人規模の声を収集するサービスである。回答はサマリーやQA表、レポートとして即時に構造化される。会社概要は以下の通り。

  • 会社名:株式会社Kikuvi
  • 所在地:神奈川県鎌倉市
  • 設立:2025年6月
  • 代表者:Founder CEO 佐藤拳斗
  • 事業内容:AIヒアリング・インタビューSaaS「Kikuvi」の開発・運営
  • URL:https://kikuvi.com

本記事は株式会社Kikuviの発表をもとに作成。

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