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輪島小で脱!サウナ体育館プロジェクト実施 アスリートと児童が断熱学ぶ

石川県輪島市の輪島小学校体育館で2026年10月8日(木)、「脱!サウナ体育館プロジェクト」の特別授業とプチ運動会が開催された。元日本代表などのアスリート7名と輪島小学校6年生が体を動かしながら、体育館の暑さと断熱について学んだ。一般社団法人ASUWAが協力し、運動会パートの企画・運営を担当した。

避難所にもなる体育館の暑さ対策が背景に

近年の猛暑により、夏の学校体育館は35℃を超えることもある状況となっている。教室にはほぼエアコンが導入されている一方で、全国の体育館の空調設置率は31.7%にとどまっている(文部科学省、2026年5月1日現在)。体育館は子どもたちが運動する環境であると同時に、災害時の避難所としての機能も持つ。能登半島地震を経験した輪島の子どもたちにとって、体育館は日常の遊び場であるとともに命を守る場所でもある。

こうした課題に対応するため、学校体育館断熱プロジェクト実行会議(事務局:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES))が10月12日のスポーツの日を前に立ち上げた取り組みが「脱!サウナ体育館プロジェクト」である。輪島小学校でのイベントは、その最初の現地イベントとして実施された。

暖められた体育館での運動会とアスリートの参加

当日は体育館があらかじめ温風機で暖められ、大型モニターに温度・湿度・暑さ指数(WBGT)やサーモカメラの映像を表示することで、真夏の環境を体感する形で進められた。

運動会パートでは、アスリートが鬼となる「アスリート鬼ごっこ」をはじめ、4チームが1本の綱を引き合う「四方向綱引き」、環境や防災のクイズに答えながらバトンをつなぐ「ASUWAリレー」が行われた。参加したアスリートは、越川 優(バレーボール)、杉本 美香(柔道)、小原 翼(バスケットボール)、上山 容弘(トランポリン)、坪井 保菜美(新体操)、寺本 明日香(体操)、舛田 圭太(バドミントン)の各氏で、運営は元競泳日本代表でASUWA理事の竹村 幸氏が担当した。

実験を通じた断熱の学習と「未来の体育館」の考案

運動会の後には、一般社団法人 SDGs in Sports 代表理事の井本直歩子氏と建築家の竹内昌義氏による特別授業が行われた。氷を用いた実験を通して、断熱は冷やすことではなく熱の出入りを遅くする仕組みであることを学んだ。

続いて行われたグループワークでは「この体育館をどう変える?」をテーマに議論が交わされた。アスリートも加わり、小さな子どもや高齢者、地域の人々の利用を考慮した「未来の体育館」のアイデアを発表し合った。

11月1日には輪島中学校で運動会を開催予定

今回の運動会を企画・運営した一般社団法人ASUWAは、日本財団HEROsの学びの場「HEROs ACADEMIA」をきっかけに、元日本代表や元プロ選手のアスリートが中心となって2024年1月に設立された団体である。同団体は2026年11月1日(日)に輪島中学校体育館にて、地域の乳幼児から大人まで参加できる「ASUWA輪島運動会」の開催を予定している。

プロジェクトおよびイベントの実施概要は以下の通り。

  • 日時:2026年10月8日(木)13:45〜15:25
  • 会場:輪島小学校 体育館(石川県輪島市)
  • 対象:輪島小学校6年生
  • 主催:学校体育館断熱プロジェクト実行会議(事務局:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES))
  • 協力:一般社団法人 SDGs in Sports、一般社団法人ASUWA(運動会の企画・運営)
  • 助成:日本財団
  • 次回イベント詳細URL:https://asuwa.or.jp/asuwa-undokai-2026

本記事は一般社団法人ASUWAの発表をもとに作成しています。

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