岡山大学が県内感染状況を分析 インフル注意報発令とコロナ減少を報告
国立大学法人岡山大学は、岡山県が公開しているデータを基に、岡山県専門家有志による県内の感染状況および医療提供体制の分析結果を公表しました。2026年 10月 5日(月)現在のまとめによると、季節性インフルエンザの報告数が急増して県内に注意報が発令された一方、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は定点当たり報告数が減少しています。県民の日常生活における感染予防対策に役立ててもらうことを目的とし、情報提供が続けられています。
感染症の報告数動向と注意報の発令


2026年 10月 5日(月)現在の分析によると、季節性インフルエンザの定点当たり報告数は前週の1.40から3.12人へと大きく増加しました。これに伴い、9月28日には岡山県内に「インフルエンザ注意報」が発令されています。
一方で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たり報告数は1.08人と減少傾向を示しており、全国的にも同様の傾向が観察されています。なお、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行した後は、定点当たりの患者報告数を利用して状況が把握されています。
今後の対策方針と情報発信の背景
岡山県専門家有志は、今後も状況に応じた感染対策を継続することや、重症化リスクを抱えるハイリスク患者に対して早期診断および早期治療を行うことが必要であるとしています。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックについては世界保健機関(WHO)から宣言終了が行われ、国内でも通常の生活が戻っています。しかし、県内の感染状況や医療体制を把握し、日常生活での感染予防の参考としてもらうため、専門家有志によるコメントを付け加えた情報提供が一週間に一回アップデートされる予定です。状況の表現にあたっては、東京都の「最新のモニタリング項目の分析・総括コメントについて」を参考に、一枚で分かりやすくまとめられています。
分析を担当した岡山県専門家有志
分析とコメントの作成には、県内の医療機関や研究機関に所属する以下の専門家有志が携わっています(五十音順)。


- 市村康典(国立健康危機管理研究機構 国際医療協力局)
- 萩谷英大(岡山大学病院 感染症内科)
- 藤田浩二(津山中央病院 総合内科・感染症内科)
- 山田晴士(岡山市立市民病院 感染症内科)
- 吉岡大介(川崎医科大学 臨床感染症学・川崎医科大学附属病院 感染管理室)
- 頼藤貴志(岡山大学大学院医⻭薬学総合研究科 疫学・衛生学分野)
本件に関する窓口は、岡山県感染症対策ネットワーク(事務局:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野内、電話番号:086-235-7173)が担当しています。
本記事は国立大学法人岡山大学の発表をもとに作成しています。



ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



