単独大西洋横断ヨットレース「ルート・デュ・ラム2026」に出場
鈴木晶友、大西洋横断レース「ルート・デュ・ラム2026」に出場へ
CATEGORY: スポーツ

プロセーラーの鈴木晶友は、2026年11月1日にフランスのサン=マロをスタートする単独大西洋横断ヨットレース「ルート・デュ・ラム2026」に出場します。IMOCA60クラスのヨット〈MILAI-FURUNO〉(全長18.3m)を一人で操り、カリブ海のグアドループ島を目指して3,542海里(約6,560km)を航行します。今回の挑戦は、2028年の単独無寄港・無補給世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」の出場資格獲得に向けた重要な一戦となります。
仲間とともに進める「MILAIプロジェクト」
鈴木は2028年のヴァンデ・グローブ挑戦を見据え、2025年秋から「MILAIプロジェクト」の立ち上げ活動を始めました。同年10月にはフランス人セーラーのルイ・デュックとともに大西洋横断レース「トランザット・カフェ・ロール」に出場し、IMOCA艇での経験を積みました。
その後、私財を投じて艇の購入を進める一方、日本全国やヨーロッパを巡って支援を募りました。現在では、25名の共同オーナー、250名以上のクラウドファンディング支援者、20社の協賛企業、そしてボランティアやチームメイトといった多くの仲間がプロジェクトを支えています。
鈴木は「洋上では一人ですが、この挑戦はもう私一人だけのものではありません」と感謝を述べたうえで、最新のIMOCA艇との性能差はあるものの同じスタートラインに立ってどこまで戦えるか楽しみにしているとし、レースで全力を尽くしてヴァンデ・グローブの出場条件をクリアし、同大会の完走へつなげたいとコメントしています。
4年に1度開催される「ルート・デュ・ラム」は、フランス北西部のサン=マロからカリブ海に浮かぶフランス海外県のグアドループまで、単独で大西洋を横断するヨットレースです。
ルート・デュ・ラム2026は、ヴァンデ・グローブ2028年大会の出場資格を得るための指定レースの一つです。出場するスキッパーと艇の組み合わせで、IMOCA60クラス優勝艇の所要時間の2倍以内に完走し、正式な順位が付くことが資格要件の一つとなっています。
本大会の概要は以下の通りです。
- 大会名:Route du Rhum – Destination Guadeloupe 2026
- スタート:2026年11月1日13時02分(フランス時間)予定(日本時間 同日21時02分)
- コース:サン=マロ(フランス)→ポワンタピートル(グアドループ島)
- 距離:3,542海里(約6,560km)
- 出場クラス:IMOCA60(IMOCAクラス22艇参加)出場全クラス合計94艇
- 艇名:MILAI-FURUNO
- セール番号:JPN22
- 公式サイト:https://www.routedurhum.com/

2026年大会には全6クラス、合計94艇がエントリーしています。

- ウルティム:8艇
- オーシャンフィフティー:10艇
- クラス40:28艇
- イモカ60:22艇
- ヴィンテージモノハル:13艇
- ヴィンテージマルチハル:13艇

目指す最高峰「ヴァンデ・グローブ 2028-29」
「ヴァンデ・グローブ」は、4年に1度開催される単独・無寄港・無援助の世界一周ヨットレースです。全長約18.3mのIMOCA60クラスを使用し、フランスのレ・サーブル・ドロンヌを出発して大西洋を南下、喜望峰、ルーウィン岬、ホーン岬を順に回って大西洋を北上し、同じ港へ戻ります。鈴木は2028年大会への出場と完走を目標としています。

鈴木晶友(すずき・まさとも)は1985年8月、千葉県生まれで法政大学卒業。小学生の時にOP級でセーリングを始め、法政大学ではヨット部に所属しました。国体やモス級世界選手権など国内外のレースに出場後、外洋レースへ転向しました。2019年に単独大西洋横断レース「ミニ・トランザット」(24位/65艇)、2022年に世界一周ダブルハンドレース「グローブ40」へ日本人として初出場(3位/7艇)、2025年に大西洋横断ダブルハンドレース「トランザット・カフェ・ロール」(14位/18艇)に出場した実績を持ちます。プロジェクト公式サイトは https://milai-sailing.com です。
今回使用するヨットの詳細は以下の通りです。
- クラス:IMOCA 60(イモカ 60/International Monohull Open Classes Association 60ft)
- 船名:MILAI-FURUNO(ミライ-フルノ)
- セール番号:JPN22
- 進水:2006年
- 設計:Farr Yacht Design(ファー・ヨット・デザイン)フォイルなし。ダガーボート艇
- 建造:CDK Technologies(シー・ディー・ケイ・テクノロジーズ)(フランス)
本記事は鈴木晶友(MILAIプロジェクト)の発表をもとに作成しました。
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