三豊市とNTT西日本、自動運転EVバスの実証運行を2026年11月から実施へ
香川県三豊市とNTT西日本株式会社 香川支店は、「自動運転による地域活性化に関する包括連携協定」を締結し、国土交通省の令和8年度「地域公共交通確保維持改善事業(自動運転社会実装推進事業)」に採択された。この採択を受け、同協定に基づき2026年11月1日(日)から2026年12月25日(金)まで、自動運転EVバスの実証運行が実施される。今回の実証は3度目で、道路と車両が通信して情報を共有する路車協調の検証を新たに取り入れるとともに運行ルートを拡大し、レベル4の実現に向けた検証が進められる。
実証運行の背景と目的
地方での人口減少や少子高齢化が進む中、市民の移動手段の確保は喫緊の課題となっている。あわせて生産年齢人口の減少により、将来的な働き手やドライバーの確保への影響も予想されている。
三豊市とNTT西日本株式会社 香川支店は、これまでの実証実験の取り組みを基に連携協定を結んだ。自動運転技術を取り入れたEVバスの実証運行を通して、市民の移動手段の確保とドライバーを含む働き手不足の解消を図り、連携による地域課題の解決を目指している。
なお、過去の実証運行は2024年度(2025年1月27日(月)~2月7日(金)に実施)および2025年度(2025年11月1日(土)~11月30日(日)に実施)に行われている。
運行計画と実証の概要
実証事業の実施主体は三豊市で、レベル4の実現を目指して本事業ではレベル2での実証運行が行われる。
- 運行ルート:地域交流館荘内~香川高専詫間キャンパス~JR詫間駅の周回コース
- 運行ダイヤ:1日6便
- 実証期間:2026年11月1日(日)から2026年12月25日(金)まで(10月30日(金)は開始式および関係者試乗のみ。運休日の11月15日(日)、29日(日)、12月13日(日)を除く。豪雨等の臨時運休の可能性あり)
- 実証車両:自動運転EVバス車両 マクニカNavya EVO(乗車定員10名(オペレータ1名+乗客9名)、自動運転時は20km未満の低速運行)
連携体制と今後の展開
本事業における各者の役割は次の通り分担されている。
- 三豊市:レベル4自動運転の社会実装に向けた全体統括
- NTT西日本:調査事業統括、プロジェクトマネジメント、ネットワーク提供 等
- 株式会社マクニカ:自動運転導入エンジニアリング及びサポート、車両提供
今後は本実証の結果を踏まえ、レベル4の自動運転サービスの社会実装に向けて実証調査を積み重ね、サービス提供に必要な課題解決に取り組むとしている。先端技術の導入やまちづくりと連携したモビリティサービスを通じて、三豊市が地域公共交通の将来像として掲げる「行きたいときに 行きたいところへ 行けるまち」の実現を目指す方針である。
本記事は三豊市およびNTT西日本株式会社 香川支店の発表をもとに作成されています。
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