ADF、nAo OKAMOTOの個展を表参道で10月23日から開催へ
ADF(NPO青山デザインフォーラム)は、アート企画展「ADF Art Gallery Project」の第50回目として、nAo OKAMOTOの個展「BUBBLE ART POSSIBILITY – 見えないものを知るための現在地点」を開催する。会場は表参道のGARDE Galleryで、会期は2026年10月23日(金)から11月6日(金)までとなる。初日の10月23日(金)18時から20時まではオープニングレセプションも実施される。

物理現象を刻む独自の技法「Bubble Art」





OKAMOTOは「この世界をつなぐ目に見えない繋がりこそが、美の源泉である」との考えのもと、2008年より「Bubble Art」の制作を続けている。Bubble Artは表面張力、重力、乾燥、収縮といった物理現象が刻んだ跡で構成される表現手法である。
円形に配置したアクリル絵具が表面張力で縁へ集まり、外側から乾燥して収縮していく過程を定着させている。絵具が完全に固まる直前に柔らかい中心部分をふき取ることで形を確定させ、残された縁が立体の円形レリーフとなって光の変化とともに表情を変える仕組みとなっている。
音楽の痕跡を描く新作を東京で初展示
OKAMOTOはピアニストのKazuhiro Ichiとアートユニット「TRACE」を結成している。Ichiによるピアノ演奏を電気信号経由で絵具へ伝え、重力によって絵具を落下させてキャンバスへ描く取り組みを行っている。
同作品は音の構造を再現するのではなく、感情やエネルギーが姿を変えた痕跡を描き出すもので、Bubble Artを通じて問い続けてきた「現象の痕跡」を音楽媒介で表現している。個展では、この作品「Traces of a Performance」が東京で初展示される。
作家プロフィール
nAo OKAMOTOは1981年生まれで、神戸を拠点とする現代美術家である。映像制作を学び、ミュージックビデオやショートフィルムの制作に携わった後、2004年にニューヨークへ渡った。
現地のコンテンポラリーアートシーンに触れて実践を深め、2008年に「Bubble Art」を生み出し、「Traces of a Phenomenon(現象の痕跡)」を主題に制作を継続している。2011年に帰国し、2026年にはKazuhiro Ichiとともに結成したアートユニット「TRACE」において、演奏を絵具の痕跡として記録する作品を発表している。
開催概要
- 展覧会名:ADFアートギャラリープロジェクトVol.50|nAo OKAMOTO「BUBBLE ART POSSIBILITY – 見えないものを知るための現在地点」
- 会期:2026年10月23日(金)~11月6日(金)
- 時間:11:00~18:00
- レセプション:2026年10月23日(金)18:00〜20:00
- 会場:GARDE Gallery
- 住所:東京都港区南青山5-2-1 NBF ALLIANCEビル4F
- 販売URL:https://www.art-adf.jp/
- 留意事項:1階店舗で会場場所をお尋ねにならないようお願いいたします。
本記事はADF(NPO青山デザインフォーラム)の発表をもとに作成されています。
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