南相馬市で約70cmの恐竜足跡化石を発見 日本のジュラ紀で最大
福島県南相馬市(市長:門馬和夫)は、市内に分布する約1億6,000万年前のジュラ紀後期の地層から、長さ約70cmに達する恐竜の足跡化石が発見されたと発表した。国内で確認されているジュラ紀の恐竜足跡化石として最大となり、調査ではあわせて10点以上の足跡化石が見つかっている。足跡は大型の植物食恐竜である竜脚類などの可能性が高いとみられ、市は今回の発見を子どもたちの学びや観光、まちづくりへとつなげていく考えだ。

国内最大のジュラ紀足跡化石を発掘5日目に発見
今回、足跡化石が発見されたのは、南相馬市内に分布する「栃窪層」と呼ばれるジュラ紀後期の地層である。南相馬市博物館と福島県立博物館、市内外の研究者らによる調査チームが発掘を行い、10点以上の足跡化石を新たに確認した。そのうち最大のものは長さ約70cmに達し、国内で確認されているジュラ紀の恐竜足跡化石として最大となる。

南相馬市は古生代から新生代まで多様な化石が見つかる地域で、栃窪層からはこれまでにも植物化石や小型恐竜の足跡化石などが発見されてきた。研究の蓄積を受け、南相馬市博物館は2025年度から「恐竜化石探索調査・教育普及事業」を開始し、10年程度を見据えた調査を進めていた。2026年7月に本格的な掘削に着手したところ、発掘5日目に今回の足跡化石群が発見されたという。なお、発掘現場は化石の保全および安全確保のため非公開とされている。
南相馬市は、発見された足跡化石の学術評価や3D解析、保存・安全対策を進め、2027年度にはレプリカの作成、第2次発掘調査、企画展などを計画している。教育・探究や観光・周遊、地域産業など幅広い分野での展開も検討していく方針だ。

その一環として、2026年10月23日から2027年1月17日までの期間、恐竜をテーマとしたスタンプラリーが実施される。JR原ノ町駅に約70cmの足跡を実寸大で再現するほか、市立中央図書館での恐竜関連書籍の特集、市博物館での研究成果の紹介、セデッテかしまへの恐竜フォトスポットの設置が行われる。市内7か所のスポットのうち指定4か所と選べる1か所の計5か所を巡る形式となる。

あわせて、10月22日からはふるさと納税を通じた応援の募集も行われる。寄付金は全て南相馬恐竜発掘プロジェクトに充てられる。
- 返礼品なしの応援プラン(3,000円〜1,000,000円の7種類)
- 楽天ふるさと納税 https://item.rakuten.co.jp/f072125-minamisoma/zz004-aa/
- ふるなび https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=2096562
- さとふる https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=3405801
- 返礼品ありの応援プラン(有限会社黒潮海苔店「焼き海苔 特選 全形50枚」14,000円)
- 楽天ふるさと納税 https://item.rakuten.co.jp/f072125-minamisoma/aa023-aa/
- ふるなび https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=2096561
- さとふる https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=3405809

※発掘・研究に関する計画は今後変更となる場合がある。
企業や観光団体と連携したパートナーシップ
今回の取組には、民間の協賛・共創パートナーとして17社が参画している。教育・発信パートナーや地域の観光関係団体も協力し、各組織の知見やネットワークを生かした連携が進められる。

参画企業および団体は以下の通り。
- 協賛・共創パートナー(17社・五十音順)
ASTRO GATE株式会社、あぶくま信用金庫、岩崎電気株式会社、鹿島建設株式会社、株式会社クリエイティブネットドア、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社JTB、株式会社相双事業開発、東北アクセス株式会社、株式会社東武、日本国土開発株式会社、株式会社乃村工藝社、フレスコ株式会社、株式会社マイファーム、丸三製紙株式会社、三菱倉庫株式会社、MIRAIT ONE株式会社
- 教育・発信パートナー
学研の図鑑LIVE
- 協力団体
小高観光協会、南相馬市かしま観光協会、南相馬観光協会、福島県観光物産交流協会
本記事は福島県南相馬市の発表をもとに作成。
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