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ムジャキフーズの飲食開業説明会応募数が前年比74.6%増の234件に

飲食店の開業・経営を総合的に支援する株式会社ムジャキフーズは、飲食店の開業支援を目的とした「トラナビ説明会」の2026年1~9月の応募実績を公表しました。同期間における説明会の累計応募数は234件となり、前年同期の134件と比べて74.6%増を記録しました。あわせて、同社が展開する「トラスト方式」を活用した同期間の累計開業実績は19件となっています。

自己資金の負担を軽減するトラスト方式の仕組み

同社が提案する「トラスト方式」は、本部となる同社が物件取得や内装・設備工事、初期費用を提供し、業務委託契約を結んだ店主が店舗を運営する出店システムです。一般的な独立開業では店主自身が準備しなければならない資金負担を抑えられる点が特徴となっています。また、同社がバックオフィス機能を担い、店主が料理の提供や集客などの店舗運営に専念することで、相互扶助の関係を構築しています。

飲食店を取り巻くコスト環境と開業の課題

事業立ち上げにおける資金面やコストのハードルは依然として高い状況が続いています。日本政策金融公庫総合研究所の『2025年度新規開業実態調査』によると、新規開業時の費用は平均975万円(中央値600万円)で、開業時に苦労したこととして56.9%が「資金繰り、資金調達」を挙げました。さらに帝国データバンクの『食品主要195社 価格改定動向調査― 2026年10月』では、家庭用を中心とした2026年10月の飲食料品値上げが3,153品目、平均値上げ率は10%となり、同年9月の4,965品目に次ぐ高水準となっています。こうした厳しいコスト環境を背景に、多様な開業手段への需要が高まっています。

体制強化により説明会応募数は前年同期比で約1.8倍に拡大

同社はトラスト方式による開業希望者向けに「トラナビ説明会」を定期開催しており、仕組みの解説や収支事例の紹介などを実施しています。2025年には専門部署「トラナビコンサル課」を新設してショートメッセージによるマーケティングや個別フォローを強化したほか、2026年からは外部の専門講師によるセミナー形式の講演を取り入れました。これらの施策を通じて2026年1~9月の累計応募者数は前年同期の約1.8倍となる234件に達しました。

地方からの都内進出や新規出店の具体例

トラスト方式は初出店だけでなく、地方店舗の東京進出にも活用されています。宮城県仙台市でラーメン店『あはれ』を営む伊東剛氏は、賃料高騰により自己資金での東京出店が難しかったところ同方式を採用し、2026年5月1日に2店舗目となる『下北沢 あはれ』を開業しました。また、2026年9月には東京都渋谷区代々木に沖縄料理店『Okinawa食堂329』が新たに1店舗オープンしています。同社代表取締役の田代隼朗氏は、物件確保や資金管理などの支援と料理人の情熱を掛け合わせることで参入障壁を下げ、挑戦できる選択肢を提供したいとしています。

株式会社ムジャキフーズ 会社概要

  • 会社名:株式会社ムジャキフーズ
  • 代表者:代表取締役 田代 隼朗
  • 設立:1997年3月
  • 本社所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー17階
  • 事業内容:繁盛店店主の育成、輩出/繁盛店育成の業務委託による店舗展開/店舗運営の業務委託による店舗展開/トラスト方式のサポート及びコンサルティング
  • 企業サイト:https://www.mujaki-foods.com/

本記事は株式会社ムジャキフーズの発表および日本政策金融公庫総合研究所、帝国データバンクの公表情報をもとに作成しています。

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