大阪中之島美術館、子ども向け新プログラム開始へ 初回講師は須藤玲子氏
大阪中之島美術館は、子どものためのラーニングプログラム「ナッカキッズ」において、新シリーズとなる「ナッカキッズ クリエイティブプログラム」を開始します。小学校高学年から中高生を主な対象とし、第一線で活躍するクリエイターとの対話や創作体験を通じて、自身の感覚に目を向け創造につなげる体験型の取り組みです。初回の講師には、テキスタイルデザイナーの須藤玲子氏を迎えます。
新シリーズ「ナッカキッズ クリエイティブプログラム」の趣旨
本プログラムは、アートをはじめとする多様な分野のクリエイターと関わりながら、子どもたちが自身の感覚を出発点に創造性を探る場として展開されます。
単に知識を学ぶことや上手に作ることだけを目的とせず、参加者それぞれの感覚が動く場をつくることが重視されています。自身の感覚や個性を創造・表現の源として捉え、創造することを特別な才能だけでなく、暮らしや遊び、身体感覚や記憶といった身近な感覚の延長線上にあるものとして位置づけています。感じ方の違いに出会いながら世界を広げ、他者や社会との新たな接点を見つけていくきっかけとなることを目指しています。
初回は「布」をテーマに須藤玲子氏が登壇
初回の「ナッカキッズ クリエイティブプログラム vol.1 布」では、テキスタイルデザイナーの須藤玲子氏を講師に迎えます。
当日は「布」を手掛かりに多様な素材に触れ、感じたことを参加者同士で共有した上で、布を用いた創作活動に取り組みます。周りとの感じ方の違いに出会いながら、ものづくりを楽しむ内容となっています。企画・進行は大阪中之島美術館ラーニング担当の山本桃子氏、プログラム協働はエデュケーションプランナーの岡田可斗子氏が務めます。
講師・須藤玲子氏のプロフィール
講師の須藤玲子氏は茨城県石岡市生まれで、株式会社 布代表、東京造形大学名誉教授を務めています。2008年より株式会社良品計画、山形県鶴岡織物工業協同組合、株式会社アズ他のテキスタイルデザインアドバイスを手がけ、2016年より株式会社良品計画アドバイザリーボードを務めています。毎日デザイン賞、円空大賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞しています。
日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術までを駆使したテキスタイルづくりを行っており、作品はニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ビクトリア&アルバート博物館、東京国立近代美術館などに永久保存されています。

初回プログラムの開催概要は以下の通りです。参加にあたって保護者の見学は不可とされています。
- 日時:2026年11月29日(日)
午前の回 10:30 – 12:30(120分)受付開始10:15 午後の回 14:00 – 16:00(120分)受付開始13:45
- 会場:大阪中之島美術館 1階ワークショップルーム
- 対象:小学5年生 – 高校3年生
- 定員:各回15名
- 参加費:無料
- 主催:大阪中之島美術館
- 申し込み方法:要事前申込・先着順
- 申込URL:https://nakka-art.jp/program-post/nakkakids-cp-202611/
- 備考:身体面・発達面・感覚面などで配慮やサポートを希望する場合は申込フォームの備考欄に記入が必要。キャンセル時はメールにて速やかな連絡が求められています。
本記事は大阪中之島美術館の発表をもとに作成しました。
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