中央構想研究所、宿泊・ホテル向けAI内製とSaaS費削減レポートを無料公開
株式会社中央構想研究所は、「AI内製によるSaaS費削減の最前線と最新の動向レポート」宿泊・ホテル業界向け 2026年10月版(全23ページ)を無料公開した。宿泊・ホテル業の経営者や管理部門向けに、スタッフが利用する業務ツールの費用と、AIを活用して自社向けにツールを内製する選択肢を解説している。人手不足への対応やツールの見直しを検討する事業者へ向けた資料となっている。
宿泊施設におけるツール利用と生成AI導入の広がり

観光庁の令和8年版観光白書によると、宿泊施設の72.2%が人手不足と回答し、そのうち79.3%は繁忙期に人員が不足して既存の従業員の負担が増加していると回答した。少人数で運営を行う中で、シフトや勤怠を管理する業務ツールの重要性は高まっている。
総務省の令和7年通信利用動向調査では、従業員100人以上の企業の83.5%がクラウドサービスを利用している状況にある。一方で、IPAの「DX動向2026」によると、生成AIを導入している企業は2024年度の22.6%から2025年度には44.0%に増加しており、自社で業務ツールを構築する手段にも変化が生じている。
全4章で費用構造や内製の手順を解説

本レポートでは、SaaSの利用費用が膨らむ構造や、宿泊施設においてAI内製を検討する際の着眼点を取り上げている。内容は以下の全4章で構成されている。
- 「SaaS費が膨らむ構造」
- 「AIで内製が1ヶ月に」
- 「宿泊業で内製しやすい業務」
- 「内製の見極めと手順」
繁忙期と閑散期で従業員数が変動する宿泊施設において、アカウント数に応じた人数課金の支出を把握し、実際に利用されている機能の範囲を精査する視点などを紹介している。
日本企業の内製化動向とコード生成AIの活用
IPAの「DX動向2025」の日米独比較では、必要な部分を内製化済みと答えた日本企業は16.7%にとどまり、米国の37.1%、ドイツの36.5%を下回っている。日本企業は競争力に直結しない業務を中心にパッケージソフトやSaaSを導入する傾向が見られた。
しかし、指示した画面や機能をプログラムとして記述・検証できるAIの登場により、これまで外部の開発会社に委託していたツール構築を社内で進める環境が整いつつある。レポートでは、AI内製の普及状況や、宿泊業において内製の対象となりやすい業務の考え方について解説がなされている。
株式会社中央構想研究所の概要
同社は企業が契約するSaaSや業務ツールを対象に、AIを用いた自社向けツールへの置き換え支援などを展開している。
- 所在地:東京都品川区
- 代表者:代表取締役社長、信谷康邦
- 創業:2026年
- 主要事業:コスト最適化、プラットフォーム事業、AI営業支援
- お問い合わせフォーム: https://chuo-vision-institute.co.jp/contact/
本記事は株式会社中央構想研究所の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



