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バクテリオファージを知らない人は82.0% イスクラ産業が15〜39歳調査

東京都中央区に本社を置くイスクラ産業株式会社は、10月22日の「世界バクテリオファージの日」に先立ち、全国の15〜39歳の男女を対象とした意識調査を実施した。抗生物質が効かない薬剤耐性菌とバクテリオファージの認知度について調べたところ、薬剤耐性菌が世界的な問題になっていると認知している人は8.9%にとどまった。また、バクテリオファージについては「知らない」と答えた人が82.0%に達し、内容まで把握している人は3.3%という結果になった。

薬剤耐性菌の認知度は1割未満、ファージを知らない人は82.0%

調査において、「『バクテリオファージ』という言葉を知っていますか」と尋ねたところ、「知らない」が82.0%を占めた。一方で「内容も含めて知っている」は3.3%、「内容は分からないが、名前は聞いたことがある」は14.7%となり、認知している人の合計は18.0%であった。

また、薬剤耐性菌が世界的な問題になっていることを知っているかという質問では、「知っている」が8.9%、「知らない」が91.1%となり、バクテリオファージと同様に問題として認識している層は1割に届かなかった。

10月22日の「世界バクテリオファージの日」とは

10月22日は、バクテリオファージを発見した研究者の1人である英国の細菌学者フレデリック・ウィリアム・トゥオート(Frederick William Twort)の誕生日(1877年10月22日)にちなんで制定された「世界バクテリオファージの日」となっている。見落とされてきたバクテリオファージの存在と可能性を世界に広く知らせる目的で設けられた記念日である。

同社は調査結果を受け、情報発信を通じて理解の促進に取り組んでいるとしており、詳しい解説を「バクテリオファージ.jp」で公開している。

薬剤耐性(AMR)対策や身近な分野で期待される応用

細菌に特異的に感染するウイルスであるバクテリオファージは、自然界だけでなく人の体内にも広く存在している。標的とする細菌の内部で増殖して菌を壊す特性を持ち、宿主となる菌だけを狙って溶菌することから、細菌叢のバランス調整への関与が考えられている。

約100年前に発見されたのち一般には知られない存在となっていたが、近年は薬剤耐性(AMR)の問題を背景に再び注目を集めている。抗生物質が十分に効かない状況が現実化するなか、新たなアプローチの1つとしてバクテリオファージを用いた「ファージ療法」への期待が高まっている。このほか、食品衛生をはじめ、ニキビや腸内細菌叢といった身近な分野への応用も期待されている。

調査概要

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査機関:Freeasy
  • 調査対象:全国の15〜39歳の男女
  • 集計対象:1,734人
  • 調査期間:2026年10月9日〜10月10日

本記事はイスクラ産業株式会社(代表取締役:陳 志清、所在地:〒103-0027 東京都中央区日本橋二丁目10番6号、設立:1960年3月1日、コーポレートサイト:https://www.iskra.co.jp/ )の発表をもとに作成。

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