LINEヤフー株式会社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国15〜64歳の男女を対象に睡眠に関する調査を実施した。調査結果によると、1日あたりの平均睡眠時間は「6時間〜7時間未満」が最も多く、全体の3割を超えた。次いで「5時間〜6時間未満」が2割超、「7時間〜8時間未満」が2割となった。

年代別でみると、若い年代ほど睡眠時間が長い傾向に。10代では「8時間以上」の割合が2割弱と高く、「7時間以上」の割合も10〜20代で4割超と高かった。一方、50〜60代では「5時間〜6時間未満」の割合が3割前後と高く、「5時間未満」の割合も他の年代に比べやや高く、特に50代男女では、「6時間未満」の割合が5割弱と最も高かった。

また、よい睡眠をとるためにしていることについては、「特に何もしていない」が全体の約3割で、男性と10代で割合が高かった。していることの1位は「照明・明かりを暗くする」で3割台後半、2位は「お風呂にゆっくり入る・リラックスする」で2割超、3位は「寝具を工夫する」で約2割だった。年代別では、すべての年代でTOP3が同じ結果となった。

男女別にみると、全体的に女性のほうが男性と比べて各回答の割合がやや高い傾向がみられた。特に、「照明・明かりを暗くする」「お風呂にゆっくり入る・リラックスする」「寝る前には、カフェイン・アルコールをとらない」「温かい飲み物を飲む」は、男性と比べて女性で高い割合だった。

調査は2024年3月28日〜4月1日にかけて実施され、有効回収数は5255サンプルとなった。