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AIで顧客に選ばれる銀行は何が違う?金融機関のサイトの次にAIが読むメディアの割合はChatGPT9%、Gemini38%【485問・1,940回答を独自調査】

銀行口座・預金のAI参照サイト調査、メディア参照割合でChatGPTとGeminiに差

CATEGORY: テクノロジー

バクリ株式会社とDr.AISEO株式会社は、銀行の口座・預金に関する485件の質問をChatGPTとGeminiに2回ずつ実行し、回答の根拠として参照されたサイトを集計した調査レポートを公開しました。最大の情報源は両モデルともに金融機関自身のサイトでしたが、2番目に多いメディア・他業種の記事を読む割合はChatGPTが9%、Geminiが38%と開きが見られました。Geminiが参照するメディアは質問内容によって異なり、定期預金ではマネーメディア、相続手続きでは相続を扱う事務所の解説記事が中心となっています。

参照先1位は金融機関公式サイト、メディア参照の比率に約4倍の差

参照回数の構成比において、1位はいずれのモデルも金融機関の公式サイトで、ChatGPTが82%、Geminiが54%を占めました。一方、2位となったメディア・他業種の記事の割合はChatGPTが9%であるのに対し、Geminiは38%と約4倍の違いが生じています。3位以下は、ChatGPTでは公的機関・業界団体が8%、SNS・Q&Aが0%となり、GeminiではSNS・Q&Aが3%、公的機関・業界団体が2%という結果になりました(比較サイト・その他は省略)。

金融機関のサイト内で読まれるページについては、両モデルとも「口座開設」「定期預金」「相続手続き」といった商品・手続きの案内ページが中心でした(ChatGPT 79%、Gemini 73%)。また、Geminiは金融機関のコラム・解説記事も12%参照していたのに対し、ChatGPTは1%にとどまっています。

金融機関以外の参照傾向:公的機関を重視するChatGPTとメディア主体のGemini

金融機関以外のサイトにおいて、ChatGPTが参照する割合はメディア・他業種の記事が51%、公的機関・業界団体が43%とほぼ同規模でした。金利相場や必要書類、選び方、トラブルなど「おすすめ」以外の105問に限ると、金融機関以外の76%が金融庁・全国銀行協会・警察などの公的機関となっています。一方、Geminiが金融機関以外で公的機関を参照する割合は5%でした。

Geminiが金融機関以外で参照するサイトの82%はメディア・他業種の記事であり、その内訳はマネーメディアのおすすめ・比較記事が47%、相続を扱う税理士・弁護士・司法書士の事務所や相続専門サイトが18%、送金・家計簿・会計などのサービス事業者が8%を占めました。質問別に見ると、定期預金ではマネーメディアが73%、相続手続きでは相続の事務所・専門サイトが87%、外貨預金では海外送金などのサービス事業者が34%を占めています。

参照サイトの共通性と再現性、地域名指定による変化

両モデルの参照上位20サイトのうち、共通していたのは9件のみで、メガバンクや流通系銀行など全国展開の金融機関、信用金庫の共同サイト、全国銀行協会でした。Geminiの上位にあるマネーメディアはChatGPTではほとんど読まれておらず、Geminiの参照の36%はChatGPTが一度も読まなかったサイトに向けられています。

また、同じ質問を2回実行した場合に2回とも開かれたページは、ChatGPTで18%、Geminiで23%でした。サイト単位でも同じ質問で2回以上参照されたのはChatGPTで48%、Geminiで37%となっており、1回の確認のみで参照の有無を判断することはできない状況です。なお、どの種類のサイトを読むかという傾向は、実行が変わってもほぼ同じでした。

質問に都道府県名を含めた場合、地域金融機関の割合は大きく変化します。都道府県名を入れない質問では地域金融機関の割合はChatGPTで9%、Geminiで10%でしたが、都道府県名を入れるとChatGPTで66%、Geminiで54%へと上昇しました。地域金融機関が最上位となった都道府県はChatGPTで44、Geminiで47に達しています。ただしGeminiは、都道府県名を入れた場合でもメディア・他業種の記事を26%参照していました。

調査概要

  • 調査名:AIで顧客に選ばれる銀行は何が違う?【口座・預金編】(ChatGPT・Gemini AIO / AISEO ドメインリサーチ 銀行業界口座・預金編)
  • 対象モデル:ChatGPT、Gemini
  • 計測日:2026年10月15日
  • 質問数:485件(各モデル2回実行、計1,940回答)
  • のべ参照回数:ChatGPT 5,114回、Gemini 11,143回
  • 検出ドメイン:ChatGPT 474件、Gemini 1,598件(合計1,760件)
  • 集計方法:計測ツールが出力した被参照URLの明細を、サイトの種類とページの型で分類。Geminiの検索中継URLは遷移先のドメインに付け替えて集計
  • 調査主体:バクリ株式会社、Dr.AISEO株式会社

発表企業について

本調査は、東京都渋谷区に本社を置き代表取締役を荒川大史が務めるバクリ株式会社(BAKURI Inc.)と、東京都新宿区に本社を置き代表取締役を小谷脩造が務めるDr.AISEO株式会社の2社によって実施されました。バクリ株式会社はインハウス・内製化支援やAIO対策/LLMOコンサルティングなどを展開し、Dr.AISEO株式会社はAI検索最適化プラットフォーム「Dr.AISEO」の提供などWebサービス開発・コンサルティングを行っています。

本記事はバクリ株式会社およびDr.AISEO株式会社の発表をもとに作成されています。

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