伝えたいことを話すだけで、動画が仕上がるまでAIが伴走 ― AI業務OS「HARVASK」に「動画の制作室」が登場
WOWNのHARVASKに動画の制作室を追加 予約リンクや外部MCP連携も提供開始
CATEGORY: テクノロジー
株式会社WOWNは、AI業務OS「HARVASK(ハーバスク)」に、AIとともに短い動画を制作できる新機能「動画の制作室」を追加しました。あわせて、日程調整を行える「予約リンク」と、外部の公式リモートMCPサーバーに接続する「外部MCP連携」の提供も開始しています。いずれの機能も、フリープランを含む全プランを対象に提供されています。
企画や絵コンテを固めてから撮影する「動画の制作室」
商品紹介や店舗のPR、採用、社内向け説明などで短い動画の需要が高まる一方、生成AIを用いた動画制作では狙いどおりの仕上がりになるまで再生成を繰り返し、費用や時間がかかったりカットごとに登場人物の見た目が変わったりする課題がありました。
「動画の制作室」は、プロの映像制作と同様に企画や絵コンテで内容を固めてから撮影する工程を、AIとの対話を通じて進められる機能です。チャットで作りたい動画を伝えると、AIが企画、登場人物や舞台の設定、脚本や絵コンテのたたき台を用意し、利用者が確認しながら段ごとに確定していきます。文章と画像で内容を確定させてから動画を生成するため、撮り直しを減らせる設計となっています。

画面は左のチャットと右の制作物パネルに分かれ、以下の5つの段階に沿って制作を進めます。

- 企画:タイトル、伝えたいこと、対象、トーン、尺、比率(16:9の横/9:16の縦)、ナレーションやBGMの有無をAIが整理します。
- 設定(登場人物・舞台・小道具・スタイル):登場人物や舞台の「設定画」をあらかじめ作成し、カットごとの見た目を統一します。手元の写真を添付して参考にすることも可能です。
- 脚本と絵コンテ:動画をシーンとカットに分け、カットごとの動き・台詞・尺を決めて絵コンテのコマを作成します。「通しで見る」機能により、クレジットを消費せずに尺どおりの流れを確認できます。
- 撮影:絵コンテのコマをもとにAIが動画を生成します。開始前にモデル、見積額、残高を確認したうえで利用者がボタンを押して開始します。撮り直したテイクから使用するものを選べるほか、上限クレジットを設定してAIに撮影を任せることもできます。
- 仕上げ:撮影したカットを1本の動画(mp4)につなぎます。字幕、暗転でのつなぎ、テロップ、ナレーションの読み上げ、切り替わりの効果音に対応し、AIによるBGM作曲も行えます。台詞の間のBGM音量自動調整や、字幕・ナレーションの英語などへの翻訳書き出しも備えています。
株式会社WOWN代表取締役の藤岡 拓己氏は、動画制作の手間や費用が壁になっていた点に触れ、企画と絵コンテをAIと固めてから撮影する進め方により、専門家がいないチームでも狙いどおりの1本にたどり着けるようにしたとしています。
日程調整を効率化する「予約リンク」

あわせて提供を開始した「予約リンク」は、社外の相手にURLを渡すことで、空いている時間から日時を選んで予約してもらえる機能です。相手側はHARVASKのアカウントやログインが不要で利用できます。

HARVASKとGoogleカレンダーの予定を参照して空き時間のみを表示し、予約が確定するとカレンダーへ自動で予定が登録され、Google MeetのURLを付与することも可能です。社内メンバーと一緒に受ける予約にも対応しています。
外部サービスと連携する「外部MCP連携」

「外部MCP連携」は、AIが外部サービスを呼び出すための共通の仕組み「MCP(Model Context Protocol)」を通じ、サービス提供元が公開する公式リモートMCPサーバーへHARVASKのAIを接続する機能です。運営が確認したサーバーから選んで接続します。
freeeの公式MCP(会計・人事労務の取引・勘定科目・取引先などの参照)や、GoogleのGmail公式MCP(プレビュー版。メールの検索・閲覧と下書きの作成)などが対象となっています。アクセストークンはHARVASKのサーバーに暗号化して保管され、AIの実行環境には渡されません。ツールごとに「読む」「書く」が表示されて個別に選択でき、外部システムを操作する「書く」ツールは内容に同意したうえで有効化する仕組みです。

提供範囲と利用料金
各機能の料金および提供条件は以下の通りです。
- 対象プラン:フリープランを含む全プランで利用可能
- 動画の制作室:AIチャット、設定画、絵コンテ、撮影はクレジットを消費。撮影は開始前に見積額を表示し、失敗したカットは全額を返還。「通しで見る」、仕上げの書き出し、BGMの作曲はクレジットを消費しない
- 予約リンク:追加料金なし(Google MeetのURL付与はGoogleカレンダー連携時に利用可能)
- 外部MCP連携:追加料金なし(AIが外部サービスを呼び出す際は通常のAI利用と同様にクレジットを消費)
株式会社WOWNについて
株式会社WOWNは、AIと人が一緒に作業を進めるAI業務OS「HARVASK」の開発および運営を手がけています。
- 社名:株式会社WOWN
- 所在地:〒251-0024 神奈川県藤沢市鵠沼橘1丁目5-1
- 代表者:代表取締役 藤岡 拓己
- 設立:2022年6月1日
- 事業内容:AI業務OS「HARVASK」の開発・運営
- URL:https://www.wown.co.jp/
- サービスサイト:https://www.harvask.com/
本記事は株式会社WOWNの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



