Geotab、日本への本格参入を発表:映像と車両データを統合したテレマティクスで、企業の車両運行の効率化と運転リスクの低減を支援
Geotabが日本へ本格参入 映像と車両データを統合するテレマティクスを提供
CATEGORY: テクノロジー
コネクテッド・トランスポーテーションや映像テレマティクスを手がけるGeotabは、日本市場への本格参入を発表しました。運転リスクの予防やドライバー支援、車両運行の効率化を目指し、映像と車両データを統合したオールインワンのテレマティクスプラットフォームを展開します。
日本では2024年4月からトラックドライバーの時間外労働に年間960時間の上限が適用されたほか、国土交通省が2022年に、追加対策が講じられない場合は2030年度に国内の輸送能力が約34%不足する可能性があると推計するなど、輸送体制の維持や安全対策が課題となっています。
事故の予防を目指すAI搭載ドライブレコーダー
同社のソリューションの中核となるのは、AI搭載ドライブレコーダー「GO Focus Plus」です。同製品はクラウドベースの車両管理プラットフォーム「MyGeotab」と連携して機能します。
AIを活用したエッジインテリジェンスにより、運転中のスマートフォン操作や疲労、車間距離の不足といった危険運転行動を検知し、車内でリアルタイムに音声警告を発してドライバーに行動改善を促します。パイロット導入では、参加した車両群において車間距離不足が最大90%、運転中のスマートフォン使用が最大95%減少した結果が得られています。
また、映像がMyGeotab上の車両データや運転データと直接連携しているため、長時間の映像確認や複数システムからの情報照合を行わずに状況を把握でき、的確な指導へつなげることが可能としています。
車両データとAIを統合するプラットフォーム機能
提供されるプラットフォームは、以下のテクノロジーを連携させて運用されます。
- GO Device:車両の位置情報、走行履歴、運転行動、エンジンの稼働状況などのデータを取得
- GO Focus Plus:AIを活用した映像分析とリアルタイムの運転支援を提供し、道路上の事象を車両・運転データと関連付け
- Geotab Ace:MyGeotabに統合された生成AIアシスタントで、安全性や車両メンテナンスなどについて自然言語での質問に対応
- Geotab MCP Connector:ChatGPT、Claude、Microsoft CopilotなどのAIツールを通じて、MyGeotabのリアルタイムデータやGeotab Aceへのアクセスを可能にする機能
東アジア担当バイスプレジデントのジョーダン・グーター(Jordan Guter)は、26年にわたり世界で培ってきたテレマティクスの経験を日本に提供できることへの喜びを示し、厳しい事業環境に直面する日本の企業に向けて長期的な関係を築いていきたい旨を述べています。
日本市場における展開と企業概要
2000年に設立されたGeotabは、世界で600万台以上の車両・資産を接続し、フォーチュン500企業や米国連邦政府を含む10万社以上の顧客にサービスを提供しています。1日あたり1,000億以上のデータポイントを処理しており、日本においても長期的に根ざした事業基盤の構築を目指す方針です。
日本事業責任者 兼 APAC事業開発統括の竹内崇道は、環境が大きく変化するなかで現場の状況を正確に把握し、企業の安全で効率的な車両運行を支援するとコメントしています。
Geotabの概要は以下の通りです。
- 設立:2000年
- 接続実績:世界で600万台以上の車両・資産(約600万台)
- 処理データ量:1日あたり1,000億以上のデータポイント
- 取得認証・認可:ISO/IEC 27001:2022、SOC 2、FIPS 140-3、FedRAMP
- パートナーエコシステム:700社以上
本記事はGeotabの発表をもとに作成しました。
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