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議事録作成ツール利用は17.0%にとどまる。一方、利用者の73.2%が「負担が軽減した」と回答

議事録ツールの利用者は17%も7割強が負担軽減を実感 アスピック調査

CATEGORY: ビジネス

一般社団法人日本クラウド産業協会が運営する法人向けSaaS比較サイト「アスピック」は、全国の20~60代の会社員・経営者・役員241人を対象とした「議事録作成に関するアンケート調査」の結果を発表しました。社内会議での文字起こし・要約機能や専用ツールの利用者は全体の17.0%にとどまるものの、利用者の7割強が負担軽減を実感している実態が明らかになりました。

会議の記録は「特にしていない」が半数、ツール利用は17.0%

普段の社内会議や打ち合わせにおける議事録の作成状況を尋ねたところ、「特に何もしていない」が42.7%(103人)で最多となりました。「簡単なメモだけ残している」は23.2%(56人)、「必要な会議だけ、議事録を作成している」は17.8%(43人)、「毎回、議事録を作成している」は16.2%(39人)でした。

記録方法については、「特に記録していない」が50.2%(121人)と半数を占めました。「パソコンや手書きなどで、人力で記録している」が32.4%(78人)となった一方、「Web会議ツール(Google MeetやMicrosoft Teams、Zoomなど)の文字起こし・要約機能を利用している」は12.0%(29人)、「専用の議事録・文字起こしツールを利用している」は5.0%(12人)で、ツール利用者は合わせて17.0%(41人)にとどまりました。「その他」は0.4%(1人)でした。

ツールを利用している41人を対象に負担軽減効果を聞いたところ、「大幅に減った」が31.7%(13人)、「ある程度減った」が41.5%(17人)となり、合わせて73.2%が効果を実感していました。「あまり変わらない」は17.1%(7人)、「むしろ負担が増えた」は9.8%(4人)でした。

ツールで作成された議事録や文字起こしの実用性に関しては、「少し修正すれば利用できる」が78.0%(32人)、「ほぼそのまま利用できる」が9.8%(4人)となり、合わせて87.8%が一定の実用性を認めています。「大幅な修正が必要」は4.9%(2人)、「ほとんど利用できない」は7.3%(3人)でした。

不満・不安は要約の正確さや精度、有料機能はAI要約に関心

ツール利用者が不満や不安に感じること(複数回答可)では、「要約内容の正確さ」が48.8%(20人)で最も多く、「文字起こしの精度」と「専門用語や固有名詞を正しく認識できない」がそれぞれ39.0%(16人)で続きました。次いで「発言者を正しく判別できない」と「情報漏えい・セキュリティ」が各22.0%(9人)、「操作や設定が面倒」が14.6%(6人)、「利用料金・コストが気になる」と「特に不満・不安はない」が各4.9%(2人)となりました。

勤務先で有料でも利用したい機能(複数回答可)については、「AIによる要約」が21.6%(52人)、「高精度な文字起こし」が18.7%(45人)、「話者の自動識別」が11.2%(27人)でした。「特にない」は58.9%(142人)でしたが、現在「人力で記録している」と回答した78人に限ると、何らかの機能を選んだ人は合わせて60.3%に上り、「特にない」は39.7%となっています。

調査の概要

  • 調査実施日:2026年10月
  • 調査回答者数:241人
  • 居住地:全国
  • 性別:男女(男性120人・女性121人)
  • 年齢:20歳以上65歳以下
  • 調査対象:会社員・経営者・役員
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査メディア:アスピック URL|https://www.aspicjapan.org/asu/

本記事は一般社団法人日本クラウド産業協会の発表をもとに作成しました。

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