空き家の家財を処分できない理由、最多は「手間がかかる」AlbaLink調査
株式会社AlbaLinkは、所有している空き家の家財処分が進んでいない171人を対象に実施した「空き家に残った家財を処分できない理由に関する意識調査」の結果を発表しました。調査によると、家財を処分できない理由の第1位は「手間がかかる」となり、処分に困っている家財としては大型の家具や家電が多く挙げられました。また、家財を残したままにしていることで「空き家を売却できない」といった悩みを抱える所有者の実態も明らかになっています。
処分できない理由の最多は「手間がかかる」
空き家に残った家財を処分できない理由を尋ねたところ、1位は「手間がかかる(46.8%)」でした。次いで2位が「費用がかかる(25.1%)」、3位が「時間がかかる(22.8%)」となっています。
家財の仕分けや処分方法の確認、運び出しといった作業負担の大きさに加え、不用品回収の費用や遠方への交通費、仕事などによる時間の確保の難しさが要因として挙げられています。また、4位には「思い入れがある」、5位には「空き家が遠方にある」が入り、精神的な踏ん切りのつかなさや距離的な問題も処分を妨げる要因となっています。
困っている家財は「家具」や「家電」が上位
空き家で処分に困っている家財についての質問では、「家具(39.2%)」が最も多く、4割近くを占めました。2位は「家電(29.8%)」、3位は「仏壇(25.1%)」でした。
タンスや食器棚、冷蔵庫、洗濯機など、自力での運搬が困難な大型で重量のあるものや、リサイクル手続きが必要な家電製品の処分に苦慮する声が多く寄せられています。さらに、供養などの手続きが気になる仏壇のほか、食器や衣類のように数量が多く処分をためらいやすい品目も挙げられています。

家財放置による最大の悩みは「空き家を売却できない」

家財を処分しないままでいることによる悩みとして、最も多かった回答は「空き家を売却できない(26.3%)」でした。2位には「早く処分したいと焦る(18.1%)」が続いています。
一般的に空き家を売却する際は家財を処分しておくケースが多く、片付けが進まないことで売却に向けた手続きが停滞してしまう現状がうかがえます。このほか、親族からのプレッシャーによる焦りや、「防犯上の不安がある」「衛生状態が悪化する」「建物の老朽化が進む」といった管理面での懸念も示されています。
今後の処分予定は「業者に回収してもらう」が35.1%
空き家に残った家財の今後の予定については、「業者に回収してもらう(35.1%)」が1位となりました。続いて「ゴミとして処分する(29.2%)」が2位、「できるだけ売る(28.7%)」が3位となり、いずれも約3割を占めています。
自分で売却や廃棄を行いつつ最終的に回収業者へ頼むなど、複数の手段を組み合わせる意向がある一方、金銭的な理由や対応方法が分からず放置せざるを得ないとする回答も見られました。

調査概要
- 調査対象:所有している空き家の家財処分が進んでいない人
- 調査期間:2026年9月30日~10月5日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:171人(女性93人/男性78人)
- 回答者の年代:20代 11.7%/30代 28.6%/40代 26.3%/50代 24.0%/60代以上 9.4%
本記事は株式会社AlbaLinkの発表をもとに作成しています。調査結果の詳細は「事故物件・空き家の売却は訳あり物件買取プロ」( https://wakearipro.com/household-goods-in-a-vacant-house/ )にて公開されています。
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