日本ハウズイングが対話AI「アイブリー」導入、全国7事業部へ順次展開へ
株式会社IVRyは、マンション管理大手の日本ハウズイング株式会社において、対話AIプラットフォーム「アイブリー」の全国拠点への導入が決定したことを発表しました。2026年7月1日に関東一部エリアを担当する事業部で本番稼働を開始し、月間約1万件規模の電話を受電するなかで電話応答および後処理にかかっていた時間を90%削減しています。今後は全国の7事業部へ順次展開し、全社で月間5万件を超える電話業務の刷新を進める方針です。
導入の背景とマンション管理業界の課題
マンション管理業界では人手不足が課題となっており、管理会社には幅広い役割が求められています。マンション管理新聞「2025年版総合管理受託戸数ランキング」(2025年5月25日発行)でマンションの総合管理受託戸数業界No.1の実績を持つ日本ハウズイングは、全国で51万戸以上を管理し、月間5万件を超える入電があります。
同社では窓口に入電が集中する一方、対応には各管理組合のフロント担当者が必要となる問い合わせが多く、窓口での一次受けや類似マンション名による担当者特定に多大な工数が生じていました。管理組合の運営サポートへのリソース確保や将来的な管理費への影響が懸念されるなか、短期間・低コストでの導入が可能である点や、Webhookによる既存システムとの連携で担当者の自動特定ができる点が評価され、「アイブリー」の導入が決定しました。
AIと独自システムの連携による業務効率化
今回の導入では、通話終了時に「アイブリー」の対話AIが聞き取った情報を、外部システムへ連携する仕組みであるWebhookを通じて日本ハウズイングの独自管理システムへ即時送信します。これにより、起票から担当者の特定・通知までを自動化するオペレーションを構築しました。類似物件名が多い業界課題に対応した対話シナリオカスタマイズ機能を活用し、高い精度で物件と担当者を自動特定しています。
また、対話データや受電傾向を可視化する「IVRy Analytics」も導入し、各拠点の着電数や対話データの解析を行っており、業務改善やナレッジ化に活用されています。
今後の展開と両社コメント
日本ハウズイングは、先行導入した関東一部エリアの実績をもとに他エリアでの導入準備を進めており、全7事業部へ順次展開して月間約5万件の電話応対の自動化を進める計画です。IVRyは全社展開の支援を通じて、対話データを経営資産へ変換する取り組みを進めるとしています。
日本ハウズイング執行役員の新子真次郎氏は、AIによる一次受付の自動化で業務負荷が軽減され、スタッフが本来注力すべき業務に時間を充てられるようになったと説明し、今後は全事業部への展開で効率化とサービス品質向上を目指す考えを示しました。
また、株式会社IVRy代表取締役/CEOの奥西亮賀氏は、電話応答の自動化だけでなくWebhook連携によって受付から差配までを一気通貫で自動化した点に言及し、「業務プロセスそのものを最新テクノロジーで刷新し、現場の負担を軽減することで、本来注力すべきコア業務へリソースを振り向ける。先進的な事例として他社様にも参考になる取り組みだと考えています」とコメントしています。
株式会社IVRy 会社概要
- 企業名:株式会社IVRy(アイブリー)
- 代表者:代表取締役/CEO 奥西 亮賀
- 設立年月:2019年3月
- 所在地:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F
- 電話番号:050-3204-4610
- 企業サイト:https://ivry.jp/company/
本記事は株式会社IVRyの発表をもとに作成されています。
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