新潮社がさくらももこのエッセイ『ふじさん』を刊行 雑誌未収録の25編を収録
株式会社新潮社は、さくらももこさんのエッセイ『ふじさん』を8月26日(水)に刊行しました。さくらももこさんが編集長を務めた雑誌「富士山」に掲載され、これまで書籍化されていなかったエッセイ25編を収録した一冊です。発売後すぐに重版がかかったほか、3月に刊行された旅行記『たびたび』も4刷となっています。

初書籍化のエッセイ25編や貴重な「えにっき」を収録
『ふじさん』には、雑誌「富士山」に掲載された単行本未収録のエッセイ25編が収められています。父ヒロシをはじめとする家族や友人が登場する日常のエピソードが綴られており、あとがきにはキャラクターたちによる、ももこへの突撃インタビューも収録されています。
また、さくらももこさんが小学校1年生の夏休みに描いた「えにっき」が6点、カラーで収録されています。ラジオ体操やプール、公園遊び、サワガニをとった思い出などが絵と文で綴られており、担任の先生がつけた赤丸もそのまま印刷されています。2026年に原作40周年記念を迎える『ちびまる子ちゃん』のタッチを彷彿とさせる絵など、当時の様子を伝える内容となっています。
書評家・三宅香帆さんが魅力を語る
雑誌「波」9月号(8/27発売)では、三宅香帆さんが書評を寄せています。
三宅さんは同誌の26年9月号において、「さくらさんの文章を読んで、私たちはつい笑ってしまう。しかしその笑いは、決して時代のなかに規定されたものではない。私たちの少し懐かしい、なにか変なものや可愛いものへの素朴なノスタルジーをくすぐる。だから永遠にさくらさんの笑いは私たちの近くにいる。」と評しています。

雑誌「富士山」と関連作品
エッセイの元となった雑誌「富士山」は、さくらももこさんが編集長を務め、企画から取材、文章とマンガの執筆まで、ほぼすべてをひとりで手がけて2000年に創刊された雑誌で、全5号が刊行されました。同誌のエッセイの一部は『さくらえび』と『またたび』(いずれも新潮文庫)にも収録されています。
また、同誌から生まれた単行本未収録のエッセイ11編を収めた旅行記『たびたび』も刊行されており、4刷を重ねています。
書籍情報







- タイトル:ふじさん
- 著者名:さくらももこ
- 発売日:2026年8月26日
- 造本:ハードカバー・B6変形
- 定価:1980円(税込)
- ISBN:978-4-10-407307-8
- URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/407307/

本記事は株式会社新潮社の発表をもとに作成しました。
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