ACTが真鍮製火起こしギアの先行販売を開始
株式会社ACTは、初の自社ブランド「279 tsunaq”(つなぐ)」の第一弾製品となる「279 tsunaq” ファイヤーピストン」の先行販売を、2026年10月20日(火)10時より応援購入サービスMakuakeで開始しました。
本製品は空気の圧縮発火の原理を利用したオール真鍮製の火起こしギアで、国内の町工場と連携して製造されています。Makuakeでの先行予約販売期間は2026年10月20日(火)10:00から11月28日(土)22:00までとなっています。
空気の圧縮で火種を作るクラシックな構造
ファイヤーピストンはライターやマッチを使用せず、シリンダー内の空気を手で一気に圧縮した際に発生する熱を利用して火種を作ります。構造はピストンとシリンダーのみで構成され、先端に布を炭化させたチャークロスを詰めて体重を乗せて押し込みます。


この圧縮発火の原理は1500年以上前から使われていたとされ、後にディーゼルエンジンの着想のもとになったとされています(出典:日本機械学会(J-STAGE)、Science Museum Group(英国))。

押し込む速さやグリスの量、チャークロスの詰め方などの条件によって結果が変化するため、手間と時間をかけて火を生む体験を楽しむギアとして開発されました。また、帆布を缶に入れて火にかけ炭化させて火口を作る工程から体験できるよう、チャークロス自作用スターターキットが同梱されます。
YouTubeチャンネルと連携し約1年かけて開発
開発には当初からYouTubeチャンネル「Oki,s BASE」が参加し、実際の使い手の目線を取り入れながら進められました。2025年10月の着手から約1年をかけ、シリンダーとピストンのクリアランスやOリングのサイズ・設置幅・深さ・数について、工場とともに検証が重ねられました。

重量は275gで、使い込むほどに真鍮の色が深まる経年変化も特徴となっています。


株式会社ACTの代表取締役である長谷川庄太氏は、道具に使った時間や想いが刻まれ、いつか手にとった際に大切な風景や時間を思い出せる存在になってほしいという趣旨のコメントを寄せています。


日本の町工場3社による製造
本体と付属品は、国内3社の町工場が分担して手がけています。真鍮製の本体は新潟県三条市、製品を収める桐箱は新潟県燕市、オプションとなる別注Dリングは埼玉県川口市の町工場で製造されています。
本プロジェクトはMakuakeでの公開前に開始通知登録者数が1,000人を突破し、公式メディア「Makuake Magazine」にも掲載されました。
製品仕様と販売概要
先行販売はMakuakeのプロジェクトページ(https://www.makuake.com/project/279-firepiston/)にて実施されています。先行販売価格は数量限定で、枠ごとに異なります。
- 製品名:279 tsunaq” ファイヤーピストン
- 本体全長:137mm(別注Dリング込み163㎜)
- 直径:18mm
- 重量:275g(別注Dリング込み285g)
- 素材:真鍮(OリングのみNBR)
- 構造:ピストンとシリンダー
- 付属品:桐箱、チャークロス自作用スターターキット(ブリキ缶・帆布10枚・麻の火口・シリコングリス)、予備Oリング、説明書
- 製造:本体・桐箱=新潟県燕三条の町工場/別注Dリング=埼玉県川口市の町工場(計3社)
- 開発期間:2025年10月〜 約1年
- 価格(すべて税込・送料込):本体 一般販売予定価格15,800円/先行販売価格11,060円〜、本体+別注Dリング 一般販売予定価格18,330円/先行販売価格12,648円〜、別注Dリング単品 一般販売予定価格2,915円/先行販売価格2,040円
本記事は株式会社ACTの発表をもとに作成されています。
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