製造業担当者の86.4%が廃番部品で困惑 桑原冷熱調査
北海道北見市に本社を置く桑原冷熱株式会社が運営する3Dプリント受託造形サービス「KUWABARA 3D PRINT」は、製造業で設備・部品の調達・保守に関わる担当者360名を対象に「廃番・生産終了部品に関するアンケート調査」を実施しました。調査の結果、調達・保守担当者の86.4%が廃番・生産終了部品で困った経験を持ち、全回答者の67.8%が生産停止や納期遅延、機会損失を経験したか、その寸前だったことが明らかになりました。一方で、3Dプリンターなどで部品を再製作できることを知っている担当者は30.3%にとどまっています。
廃番部品による生産停止や納期遅延の危機が約7割に
設備や部品が廃番・生産終了になり困った経験について尋ねたところ、「頻繁にある」が26.7%、「時々ある」が41.7%、「まれにある」が18.1%となり、合計86.4%が困った経験があると回答しました。
また、廃番・生産終了が原因で生産停止・納期遅延・機会損失が発生したことがあるかという質問では、「発生した」が33.3%、「発生しかけた」が34.4%に達し、合わせて67.8%にのぼっています。

対処法としては「代替品を探した」が47.5%で最多となり、「自社または外注で再製作した」は22.8%でした。さらに、全回答者の76.4%が図面・仕様書がなく苦労した経験があると回答しています。

部品の再製作手段は約7割が具体的に把握せず

3Dプリンターや金型・切削・板金加工などで廃番部品を再製作できることについて、「知っている」と回答したのは30.3%にとどまりました。「名前は聞いたことがある」の38.6%と「知らなかった」の31.1%を合わせると、約7割が具体的には把握していない実態が浮き彫りとなっています。

外部に部品の再製作を依頼する際に不安に感じる点としては、「品質・強度が不安」が38.9%、「コストがわからない」が38.6%と上位に挙がりました。なお、「問題なく外部に依頼できている」との回答は10.3%でした。
桑原冷熱の3Dプリント事業と会社概要
調査を実施した桑原冷熱株式会社(代表取締役:桑原 賢史朗)は、冷凍・空調設備の設計・施工の知識と経験を生かし、受託造形サービス「KUWABARA 3D PRINT」を展開しています。手書きスケッチや図面からのデータ制作のほか、3Dスキャナーで現物をデータ化するリバースエンジニアリングにも対応し、廃番部品の再製作や試作品製作などのニーズに応えています。
会社およびサービスの概要は以下の通りです。
- 会社名:桑原冷熱株式会社
- 所在地(3Dプリント事業拠点):〒090-0013 北海道北見市柏陽町592-6 KIT FRONT
- 代表者:代表取締役 桑原 賢史朗
- 設立:1946年6月
- 3Dプリントサービスサイト:https://www.kuwabara-3d.com/
本記事は桑原冷熱株式会社の発表(桑原冷熱株式会社調べ、調査期間:2026年9月15日〜9月16日)をもとに作成しました。
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