法人向け収益管理システム「Scalebase」、料金を自由に設定できる新機能「カスタム計算式」をリリース
Scalebase、収益管理システムで新機能「カスタム計算式」の提供を開始
CATEGORY: テクノロジー

法人向け収益管理システムを提供するScalebase株式会社は、新機能「カスタム計算式」の提供を開始しました。料金を従来の「単価×数量」だけでなく計算式で設定できるようになり、最低利用料の保証や上限の設定、契約ごとに異なる条件を含む料金計算の自動化が可能になります。今後はAIとの対話による計算式の作成や条件分岐、明細をまたいだ計算にも順次対応していく予定です。
新機能「カスタム計算式」の概要
「カスタム計算式」は、料金の計算方法をExcelの数式のような計算式で定義できる機能です。四則演算に加え、最小値・最大値の関数(min/max)を組み合わせることで、以下のような料金体系をシステム上で表現できます。
- 最低利用料の保証: 利用量が下限を下回った場合でも、下限額を請求
- 上限の設定: 利用量が上限を超えた場合でも、上限額までの請求に抑制
- 係数のかけ合わせ: 通常料金に一定の係数(例:90%)をかけて請求
- 契約ごとの個別条件の反映: 契約に設定した数値カスタムフィールドの値を、最低利用料や係数として計算式に取り込み
- AIによる計算式の作成(順次提供予定): 自然言語で相談することで、AIが条件に合った計算式を作成し、内容のレビューまで実施
- 条件分岐(順次提供予定): 分岐を組み込み、1つの計算式で複数のパターンに応じた料金を算出
- 明細をまたいだ計算(順次提供予定): 複数の明細の情報を組み合わせて新たな明細を生み出すなど、請求全体を対象にした計算に対応
作成した計算式は設定画面で一元管理し、名前を付けてカタログの課金項目から選択して利用します。入力値や関数の一覧(パレット)からクリックで組み立てられるほか、テンプレートも用意されています。
想定される主な活用シーン
生成AI・APIサービスの従量課金では、APIリクエスト数や処理量に応じた従量課金に最低利用料や上限を組み合わせることができ、収益の下限確保と請求額の上限明示を両立できます。また、決済代行やマーケットプレイスなど取扱高に連動する手数料型の料金体系においても、「取扱高×料率」に最低手数料を組み合わせることで、取扱高が少ない月でも最低手数料を自動で請求可能です。

さらに、顧客ごとに最低利用料や割引率が異なる大口契約や、代理店・パートナーごとに掛け率が異なる販売形態でも、契約の数値カスタムフィールドに値を設定することで、共通の計算式のまま卸価格や個別条件を自動算出できます。今後は、請求全体に対する調整金の計上や、合計金額に応じた料率変更など、明細をまたいだ計算による柔軟な料金表現にも順次対応する予定です。

業務効率化と設定ミス防止を実現するメリット
本機能の導入により、手作業での計算や請求額の手修正によるミスと作業負担の削減が見込まれます。計算式は設定画面でまとめて管理でき、契約ごとの差異は数値カスタムフィールドとして取り込めるため、顧客ごとに料金設定を作り分ける必要がありません。
また、計算式の書き方の誤りを確認する「検証」や、サンプルの単価・数量を入れて試算する「検算」の機能を備えています。計算式は契約作成時点の内容で固定される仕様となっており、式を編集しても既存の契約や過去の請求には影響を与えません。順次提供予定のAI機能では、対話形式での計算式作成や、料金表の読み取りによる自動作成にも対応する方針です。

収益管理システム「Scalebase」は、見積から契約、請求・決済、入金、売上までの収益プロセス全体を管理・最適化するサービスです。
- 会社名: Scalebase株式会社
- 設立: 2018年8月21日
- 代表者: 代表取締役CEO 毛利 悠記
- 所在地: 東京都港区新橋2-12-1 ランディック第3新橋ビル9階
- 事業内容: 収益管理システム「Scalebase」の開発・提供・運用
- URL: https://scalebase.co.jp/
- 「Scalebase」サービスサイト: https://scalebase.com/subsc
本記事はScalebase株式会社の発表をもとに作成されています。
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