朝吹真理子の長編小説ゆめが河出書房新社より2026年11月4日に発売へ
株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、朝吹真理子さんの長編小説『ゆめ』を2026年11月4日(水)に発売します。税込予定価格は2,970円で、同日には電子書籍の発売も予定されています。本作は夢を通して現実や記憶の境界に踏み込む作品で、朝吹さん自身が初めて装丁を手がけています。
夢と現実が重なり合う物語のあらすじ

幼い頃から互いに見た夢を交換していた姉の麦と弟の太郎は、大人になり、麦は東京の出版社で働き、太郎は弘前の病院で医師として暮らしています。離れて暮らすようになっても続いていた二人の夢は、やがて太平洋戦争下の大磯へとつながり、音楽学校を出ながら戦争の時代に閉じ込められた令嬢・あやめが現れます。現代の東京と弘前、戦時下の大磯と平塚を舞台に、夢とうつつ、現在と過去が交錯していきます。
本作は、著者自身のファミリー・ヒストリーを契機のひとつに、目覚めとともに消えてしまう夢を通じて現実と非現実、生と死、記憶と身体の境界を描いた形而上学小説です。
著者自身が手がけた初装丁と推薦文

装丁は、朝吹真理子さん自身が初めて担当しました。故・大江健三郎氏の直筆原稿の一部をコラージュし、画家の佐藤允さん、ファッションデザイナーの堀内太郎さんらの協力を得て仕上げられています。
また、作家の村田沙耶香さんが推薦文を寄せており、「小説という概念に知らず感じていた膜なのか、自分の精神が入った袋の皮なのか、とにかく、なにかが、決定的にばしゃりと破れた。」と感想を述べています。
刊行を記念したイベント情報


刊行に合わせたイベントの実施も予定されています。
青山ブックセンター本店(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア (B2F))では、2026年11月7日 (土)に朝吹真理子さんと村田沙耶香さんによるトークイベントが予定されていますが、すでに満員のため募集は終了しています。詳細URLは https://aoyamabc.jp/collections/event/products/11-7-2026 です。

また、紀伊國屋書店新宿本店 2階 BOOK SALON(東京都新宿区新宿3-17-7)では、2026年11月27日 (金)19時より朝吹真理子さんのサイン会が開催されます。詳細URLは https://store.kinokuniya.co.jp/event/1791086767/ です。

新刊書誌情報
- 書名:ゆめ
- 著者:朝吹真理子
- 仕様:46変形判/上製/320ページ
- 発売⽇:2026年11⽉4日
- 税込定価:2,970円(本体価格2,700円)
- ISBN:978-4-309-03290-0
- 装丁:朝吹真理子
- 書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032900/
なお、電子書籍の詳細は各電子書籍ストアにて案内されます。
本記事は株式会社河出書房新社の発表をもとに作成されています。
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