IchizokuがFDE育成プログラムのカリキュラムと習得スキルを公開
Ichizoku株式会社は、顧客現場に入り込んでビジネス課題の理解からAI・ソフトウェア実装までを担うFDE(Forward Deployed Engineer)の育成プログラムについて、カリキュラムと習得を目指す実践的スキルを公開した。生成AIの普及に伴い、モデルの導入だけでなく実務プロセスへの組み込みや本番環境での継続的な運用・改善が重視されるなか、社内エンジニアをFDEへと育成する体制づくりを後押しする。同社は、業務課題の特定からAIソリューションの設計・開発、本番環境への導入、運用改善までを一貫して推進できる人材の育成を支援する方針だ。
従来のソフトウェア開発は事前に定めた仕様やルールに基づくシステム構築が中心だったが、確率的に動作するAIシステムでは想定外の応答や例外業務への対応、継続的な評価と改善が求められる。また、実際の現場業務には仕様書に書かれていない判断が多く存在するため、技術力に加えて現場の業務理解と適切なシステム設計をつなぐ能力が必要とされている。
こうした役割を担うFDEは外部からの確保が容易ではないことから、自社の業務やシステムに精通した社内エンジニアの育成が重要視されている。本プログラムは、従来のソフトウェア開発とAIシステムの実装・運用におけるスキルギャップを解消し、自社でAI実装を継続推進できる体制の構築を目指して設計された。
4モジュール構成と動画教材による実践的なカリキュラム
カリキュラムは約88本の動画教材と週次の実践演習を組み合わせ、全4モジュールで構成されている。各週の最後にはハンズオン演習が用意されており、週1回のオフィスアワーを通じて講師からほぼリアルタイムでフィードバックを受けることができる。

- 1. FDEの役割・カスタマーディスカバリー:顧客課題の発見、データ監査、信頼関係構築
- 2. Build-to-Learn型デリバリー:MVP構築、デモ駆動開発、ビジネス価値の検証
- 3. AIソリューションエンジニアリング:AIエージェント、RAG、評価・ガードレール
- 4. エンタープライズ環境でのリリース:本番環境へのデプロイ、LLMOps、セキュリティ
講師実績とエンタープライズ領域の知見を反映した特徴


プログラムの設計は、Google、サイバーエージェント、クックパッド、Unity、Retail AIなどでの実務経験があり、奈良先端科学技術大学院大学で自然言語処理の修士号を取得したフランシスコ・ソアレス(Head of Client Solutions and AI Innovation)が担当している。
カリキュラムには、グローバルAIプラットフォーム企業と国内大手事業者の戦略的アライアンスにおけるFDEプログラム構築など、実際の企業環境で培われたノウハウが反映されている。業務プロセスの分析、ROI算出、KPI設計といったビジネススキルと、AIモデル選定や既存システム連携などの技術スキルを統合して学ぶほか、課題特定から運用改善に至る「6段階のクライアントライフサイクル」を体系的に習得する内容となっている。
会社概要
- 社名:Ichizoku株式会社
- 本社:東京都港区
- 代表取締役社長:Jay Revels
- 会社概要URL:https://ichizoku.io/japan/
- サービス詳細URL:https://ichizoku.io/japan/fde-training/
本記事はIchizoku株式会社の発表をもとに作成されています。
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