30代女性の6割がキャリアに消極的、キャリア形成に関するアンケート

株式会社スマイルモアが2024年5月に全国の30代女性300人を対象に実施した「キャリア形成に関するアンケート」の結果が発表された。

「キャリア形成にどれくらい興味がありますか?」という質問では、177人(59%)が「あまり興味がない」と回答。キャリア形成に対する関心の低さが浮き彫りになった。

質問「キャリア形成において重視している要因は何ですか?」(複数選択可)では、164名(54%)が「給与の向上」を選択。キャリアアップの目的が収入増加にあることがうかがえる。

また、「キャリア形成における不安は何ですか?」(複数選択可)という問いには、192人(64.2%)が「仕事と家庭との両立」「年齢による制限」「スキルや経験不足」を選択。30代女性がキャリア形成において直面する課題が明らかになった。

本調査は、クロス・マーケティングのQiQUMOを利用したネットリサーチで行われ、2024年5月5日に実施された。30代女性のキャリア意識の実態が数値で示された形だ。

企業側には、女性社員のキャリア形成を支援する取り組みが求められる。一方、30代女性自身も、自らのキャリアビジョンを描き、スキルアップに努めることが重要だろう。ワークライフバランスを保ちながら、着実にキャリアを積み重ねていくことが、今後の30代女性に期待される。

出典元:https://clearsmile.jp/articles/survey-qi0011