岩崎電気が食品分野向け電子線技術のウェビナーを2026年10月28日に開催へ
岩崎電気は、2026年10月28日(水)に電子線(Electron Beam、以下「EB」)技術を紹介するウェビナーを開催する。EBは高エネルギーの電子を照射することで材料にさまざまな機能を付与する技術であり、食品分野における課題解決策として提示される。
食品包装に求められる環境対応と生産性向上の背景
食品業界では容器包装の環境対応が引き続き大きなテーマとなっており、プラスチック使用量の削減に向けた自主的な取組みが進められている。
こうした状況のなか、包装材に対しては、薄肉化や減量化を行っても必要な性能を保つこと、溶剤や副資材への依存を減らすこと、そして省エネに対応することが求められている。
課題解決策としてのEB技術とその用途
EB技術は、包装・印刷・コーティング工程において環境負荷の低減や工程の効率化に寄与する手法として活用が進められている。食品分野における主な用途は以下の通りとなる。
- 包装フィルムの高機能化(架橋):強度や耐熱性を向上
- インキやコーティング剤の瞬時硬化(EBキュア):開始剤・溶剤不要、熱乾燥不要で省エネ
- 機能性材料の製造(グラフト重合):抗菌、消臭など
- 包装材や容器の滅菌・殺菌:薬品不使用・常温処理で熱殺菌に比べて省エネ
岩崎電気は、研究開発向けのラボ機から量産向けの生産機まで、幅広いEB装置のラインアップを展開している。
ウェビナーでは、EB(電子線)技術の基礎やEB装置の特長が取り上げられる予定となっている。
- 開催日:2026年10月28日(水)14:00~14:40
- 配信形式:Microsoft Teams(事前登録制)
詳細や申し込み方法については、同社ウェブサイトの案内「食品包装の高機能化・環境対応を支える電子線(EB)技術ウェビナーを開催」に掲載されている。
本記事は岩崎電気の発表をもとに作成。
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