ギブリーのTrackがGDPR対応方針を公表 グローバルなスキル活用基盤の整備へ
スキルインテリジェンスプラットフォーム「Track」を提供する株式会社ギブリーは、欧州の顧客や欧州拠点を持つ企業向けに、EU一般データ保護規則(GDPR)への対応方針を公表しました。事業戦略に必要な人材やスキルの把握、育成・採用・配置を検討できる環境の整備を目指します。
取り組みの目的と背景
今回の取り組みは、欧州を含むグローバル拠点で個人データの取り扱いと利用条件を確認しながら、スキルの可視化や評価を検討できる環境を整えることを目的としています。適切な規約の制定から問い合わせ対応まで、個人データの利用について利用者や顧客へ明確に説明できる仕組みを整備し、利用可能な範囲や手続きの明瞭化を図ります。
新規事業の立ち上げや既存事業の変革において海外拠点を含めて検討する場合、拠点間での人材やスキル情報の見方をそろえることに加え、個人データの利用目的や適用法令の確認が求められます。同社はスキルデータを経営や人事の判断に活用する前提として、プロダクト設計と運用の両面からGDPR対応を進めています。
想定されるユースケース
具体的な活用場面として、成長事業に必要な人材構成の検討が挙げられます。必要な役割・スキルと現在の人材構成を照らし合わせ、育成・配置・採用のどこに注力するかを事業部門と人事部門が協議する判断材料として想定されています。
また、拠点をまたぐ事業運営においては、職種名や所属部署だけでは把握しにくいスキルを整理し、必要な人材や追加育成の領域を確認する使い方を見込んでいます。さらに、事業で求めるスキルと現状のギャップをもとに育成投資の優先順位を整理し、人材ポートフォリオを継続的に見直す取り組みにも結びつけるとしています。なお、育成・採用・配置の最終判断は各企業が業務要件や本人の意向などを踏まえて行います。
初期対応方針と対象サービス
GDPRへの初期対応における対象サービスは以下の通りです。
- Skill Hub
- Skill Hubから配信し、Track IDでログインして受験するTrack Test
- Track ID/Track Account
なお、Track Testの直接アクセス・直接配信、Track Assessment、Webカメラ機能、AI活用モードは今回の初期対象に含まれません。
個人データに関する権利への対応としては、削除、利用停止、開示などの要望に応じるため、申請受付、本人確認、担当者による処理、回答までの手続きを整えます。初期段階では担当者による処理を含む運用を想定しています。また、対象サービスごとに利用目的や保存期間、主要操作の監査ログ、問い合わせ対応、顧客および利用者への説明内容の整理を進めます。
今後の展望
同社は個人データ保護への取り組みを、Trackをグローバルに展開するための重要な基盤の一つと位置づけています。今後も地域ごとの要件や利用状況を踏まえ、対象機能と運用体制を段階的に拡充していく方針です。
株式会社ギブリー 会社概要
東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル8階に本社を置く株式会社ギブリー(代表取締役社長:井手 高志、設立:2009年4月28日)の概要は以下の通りです。
- 事業内容:コンサルティング/システム開発、AX(AIトランスフォーメーション)、マーケティングDX、人的資本インテリジェンス、サイバーセキュリティ
- 公式サイト:https://givery.co.jp/
- Track 公式サイト:https://tracks.run/
- サービスに関するお問い合わせ:https://givery.co.jp/contact/
本記事は株式会社ギブリーの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



