出光興産とBSサミット事業協同組合、自動車整備業界の課題解決へ連携検討を開始
出光興産株式会社とBSサミット事業協同組合は、自動車整備士不足や車両の高度化に伴う整備需要の変化など、自動車整備業界が直面する課題の解決に向けた研究会を発足しました。両者は今後、定期的な研究会を通じて連携や協業の可能性について検討を開始します。
自動車整備業界が直面する人材不足と技術要求
国内の自動車整備業界では、整備士の人材不足や整備工場の減少が深刻化しています。さらに、自動ブレーキなどの先進安全技術の普及や車両の電子制御化の進展に伴い、整備に必要な技術や設備への要求が高まっており、地域における整備機能の維持が重要な課題となっています。
こうした状況下において、自動車整備士の有効求人倍率は5.46倍(令和7年度)と高い水準にあり、整備人材の確保と整備ネットワークの維持・強化が業界全体で求められています。
SS網と整備技術の知見を融合
自動車整備事業者(整備、板金塗装)で構成されるBSサミット事業協同組合は、全国の組合員企業が培ってきた高度な整備技術や知見を有しています。一方、出光興産株式会社は全国約6,000カ所のSSネットワークを通じたお客さまとの接点を持っています。
両者はそれぞれの強みを生かし、定期的な研究会を通じて業界を取り巻く環境変化や課題への認識を深めるとともに、ネットワークや知見を生かした連携のあり方を検討します。研究会での議論や協業の検討を通じて、地域における整備機能の維持・強化に取り組み、自動車ユーザーが安心してカーライフを送ることのできる環境づくりと業界の持続的な発展への貢献を図る方針です。
出光興産株式会社で執行理事 販売部長を務める原口克己は、同社の中期経営計画(対象年度:2026-2030年度)においてapollostationのブランド価値向上とお客さま接点の深化を通じ、給油を中心としたサービスステーションからモビリティサービス拠点への進化を目指していると説明しています。今回の取り組みを通じ、自動車整備業界の関係者と知見を共有しながら地域のお客さまのカーライフを支える仕組みづくりに貢献していく意向を示しました。
また、BSサミット事業協同組合の理事長である石井英幸は、出光興産株式会社との連携のもとで課題解決に向けた研究会を発足させ、今後の多様な分野における連携・協業の検討を通じて安全・安心なモビリティサービスの提供を目指すとしています。
両団体の概要
出光興産株式会社
- 所在地:東京都千代田区大手町一丁目2番1号
- 代表者名:代表取締役社長 酒井則明
- 設立:1911年6月
- 事業内容:燃料油、基礎化学品、高機能材、電力・再生可能エネルギー、資源等の事業
- URL:https://www.idemitsu.com/jp/
BSサミット事業協同組合
- 所在地:東京都中央区京橋3-9-4 新京橋ビル3F
- 代表者名:理事長 石井英幸
- 設立:2009年9月
- 事業内容:自動車整備事業者(整備、板金塗装)で構成される事業協同組合
- URL:https://bs-summit.jp/
本記事は出光興産株式会社およびBSサミット事業協同組合の発表をもとに作成しています。なお、有効求人倍率の数値は厚生労働省「job tag」(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/197)の公表情報に基づきます。
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