【物価高でも95%が「買いたい」と回答】既存の牛乳に+80円の透明な還元ファンドを乗せる「未来福祉牛乳」構想の消費者インサイト調査結果を発表
STANDARD5COMMONS、アニマルウェルフェア意識調査結果を発表
CATEGORY: ビジネス
一般社団法人STANDARD5COMMONSは、エシカル消費者意識調査「AniWell Social Design Index (ASDI)」の第2回結果を発表しました。本調査では、日常の牛乳の価格に+80円のソーシャルファンドを乗せるB2B2C参加型モデル「未来福祉牛乳」に対する受容性や価格許容性を検証しています。あわせて、乳業・食品メーカーなどを対象とした共同実証およびパートナーシップの参加受付を開始しました。
アニマルウェルフェア(動物福祉:以下AW)の推進には多額の設備投資が必要となるため、従来のAW牛乳は一部の大規模農家の専用商品になりがちでした。一方、飼料高騰や経営難に直面する資本の弱い小規模農家の持続可能性を支えることが課題となっています。
一般社団法人STANDARD5COMMONSが提唱する「未来福祉牛乳」は、特別な高級品を新しく製造・販売するのではなく、中身はいつもの牛乳のまま価格に+80円を乗せる設計です。パックのQRコードから応援したい牧場に投票し、後日完了レポートが届く体験を通じて、日常の買い物から現場の環境改善を後押しする仕組みとなっています。
調査結果:94.6%が価格の背景に関心、73.3%が現場への透明性を支持


食の安全や持続可能性に関心の高い層を対象に実施された調査では、以下のような結果が得られました。
- 価格の第一印象(第1問):詳しい説明の前に「+80円(税込348円前後)」の印象を尋ねたところ、高価格を理由に拒絶した層は5.4%にとどまりました。全体の94.6%は「仕組み次第では買いたい」または「なぜ高いのか理由を知りたい」と回答しました。
- 生活への取り入れ方(第2問):理由と仕組みを理解した上での導入意向について、95.1%が前向きな姿勢を示しました。内訳では「毎日の定番として全面的に切り替える(33.5%)」と「月1回のご褒美・食育として選ぶ(33.5%)」が同率となりました。
- 最も響いた要素(第3問):魅力に感じたポイントとして、73.3%が「40〜50円が100%現場に届く透明性・直結感」を挙げました。第2位は「投票による直接支援(17.7%)」でした。
調査概要
- 調査期間:2026年10月10日〜10月12日
- 調査テーマ:「未来福祉牛乳(+80円・参加型OS)」に関する価格受容性および透明性評価調査
- 調査手法:独自リサーチプラットフォーム「AniWell Social Design Index」を活用したSNSインタラクティブ調査
- 調査対象:エシカル消費・アニマルウェルフェアに関心の高い独自コミュニティパネル(約90,000名)
- 有効回答数:Q1: 467名 / Q2: 493名 / Q3: 475名(閲覧者に対する平均応答率 14.0%〜15.4%)
本プロジェクトの特別パートナーである小野寺ファーム(気仙沼市本吉町岳の下14、代表:小野寺 佑友)は、牛の健やかな暮らしと地域環境の持続可能性を両立する未来を目指す立場から、牛が生きることそのものに新たな価値を生み出す挑戦に可能性を感じている旨のメッセージを寄せています。
一般社団法人STANDARD5COMMONSは、本調査データをもとに、既存商品ラインナップを活用した「未来福祉牛乳」モデルについて、乳業・食品メーカーとの共同実証およびパートナーシップの参加受付を開始しています。
本記事は一般社団法人STANDARD5COMMONSの発表をもとに作成しました。
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