住宅購入者の約3割がデメリットや追加費用の説明不足を実感 不動産会社選びは知識重視
不動産売買仲介を手がけるARROW LINK株式会社は、住宅購入経験者を対象に実施した「住宅購入に関する実態調査」の結果を公表しました。購入の意思決定に関与した人のうち29.7%が、物件のデメリットや購入後に追加でかかる費用について十分な説明を受けられなかったと感じていることが分かりました。
住宅購入時に不動産会社の担当者から物件のデメリットや購入後に追加でかかる費用について事前にどの程度説明を受けたか尋ねたところ、「あまり説明を受けなかった」が21.3%、「まったく説明を受けなかった」が8.4%となり、合計29.7%が十分な説明を受けられていない結果となりました。これに対し、「十分に説明を受けた」は28.9%、「ある程度は説明を受けた」は41.4%でした。
購入時の悩みは優先順位や資金計画が上位

住宅購入の過程で困ったことや不安に感じたこと(複数回答)では、1位が「何を優先して選べばよいのかわからなかった」(30.7%)、2位が「資金計画や住宅ローンの進め方がわからなかった」(28.2%)、3位が「気軽に相談できる相手がいなかった」(17.9%)となりました。「希望条件に合う物件が見つからなかった」は15.9%で6位にとどまり、物件探しそのものよりも判断基準の難しさを挙げる回答が上位を占めました。
不動産会社選びでは手数料の安さより担当者の知識を重視

住宅購入を依頼する不動産会社を選ぶ際に最も重視したことについては、1位が「担当者の知識や提案力」(31.1%)でした。次いで「連絡や対応の速さ」(18.0%)、「資金計画や住宅ローンの相談ができること」(14.7%)となり、担当者個人に関わる上位3項目の合計は63.8%に達しました。
一方で、「仲介手数料の安さ」は8.9%で6位となり、「担当者の知識や提案力」がその割合を3.5倍上回りました。そのほか「会社の知名度や規模」は9.1%で5位、「口コミや評判の良さ」は6.4%で7位でした。
調査の概要
- 調査名: 住宅購入に関する実態調査
- 調査対象: 全国の25〜50歳の男女(住宅購入経験者)
- 有効回答数: 1,201名
- 分析対象: 上記のうち、購入の意思決定に関与した回答者(Q1:598名/Q2:582名/Q3:540名)
- 調査方法: インターネットリサーチ
- 調査期間: 2026年9月
- 調査主体: ARROW LINK株式会社 (株式会社アクシアカンパニー協力)
- 備考: 住宅は購入したものの、購入の判断を家族が行い本人が関与していない回答者は、設問ごとに集計から除外。端数処理のため合計が100%にならない場合がある。
本記事はARROW LINK株式会社の発表をもとに作成しました。
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