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奈良県橿原市、株式会社カプコンとの包括連携協定による 「ストリートファイター」を活用したまちづくりを推進 世界文化遺産登録後の市内周遊促進につなげる

奈良県橿原市、世界遺産登録を機にストリートファイターを活用した観光周遊を推進へ

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奈良県橿原市は、2026年7月26日に「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産へ登録決定したことを受け、観光誘客と市内周遊の促進を目的に「ストリートファイター」シリーズを活用したまちづくりに取り組んでいます。

同シリーズをめぐっては、実写映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』が2026年10月16日(金)に全世界同時公開(配給:東和ピクチャーズ・東宝)される予定です。市では登録決定による注目度向上に加え、映画公開に伴う関心の高まりを、一連の取り組みを周知する契機と捉えています。

橿原市と「ストリートファイター」シリーズの縁は、株式会社カプコンの創業者・辻󠄀本憲三󠄀氏が同市出身であることに始まります。1995年に藤原京創都1300年を記念して藤原宮跡で開催された「ロマントピア藤原京’95」において、カプコンがパビリオンを出展し、オリジナルアニメ『ストリートファイターII よみがえる藤原京~時を駆けたファイターたち』を上映しました。

これを起点として、両者はシリーズ誕生35周年にあたる2022年8月30日に包括連携協定を締結しました。これまでに市内には「リュウ」「春麗」「ケン」「エドモンド本田」の4体の銅像が設置されたほか、デザインマンホールや駅名標装飾、「橿原市×ストリートファイター周遊マップ」の発行などが行われてきました。市は世界文化遺産登録を契機に、今後も連携を拡大していく方針です。

近鉄大和八木駅を中心に広がる「ストリートファイターストリート」構想

玄関口となる近鉄大和八木駅周辺では、「ストリートファイターストリート」の構想が進められています。駅北側の壁面には高さ約2.7メートル・幅約9メートルの巨大壁画が設置され、「リュウ」「春麗」をはじめとする29体のキャラクターが並んでいるほか、構内階段やホーム待合室にも装飾が施されています。

近鉄大和八木駅と近鉄橿原神宮前駅では、2026年7月31日から1年間の予定で、リュウ役・春麗役の声優による構内放送で見どころを紹介しています。駅周辺では、北側噴水広場の壁画、駅南側の観光交流センター「かしはらナビプラザ」前の「リュウ」銅像、周辺のデザインマンホールなどが設置されています。

あわせて、JR万葉まほろば線の香久山駅・畝傍駅・金橋駅の駅名標(駅名案内看板)計11か所へのオリジナル装飾や、2025年8月29日から2026年3月末頃にかけた22種類のキャラクターデザインによるラッピング列車の運行も実施されました。

寄附や地域連携を通じた制作プロジェクト

これらの取り組みは、個人や企業、団体の参画により進められてきました。「春麗」像はふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング®によって制作されたほか、近鉄大和八木駅北側噴水広場の壁画は橿原ロータリークラブからの寄贈で、奈良芸術短期大学の教員・学生、参加児童が制作に携わりました。かしはらナビプラザのグラフィティアートはカプコンからの寄贈です。

橿原市は令和8年度、「ストリートファイターオブジェ制作プロジェクト」として、5体目以降のオブジェ制作に向けた企業版ふるさと納税の寄附を募っています。市の担当者は、現在は事業の道半ばであるとしたうえで、今後は近鉄大和八木駅周辺を中心に市内各所へ展開していきたい考えを示しています。

世界文化遺産「飛鳥・藤原の宮都」と橿原市の概要

「飛鳥・藤原の宮都」は、2026年7月26日に韓国・釜山で開催された第48回世界遺産委員会において登録が決定しました。橿原市、桜井市、明日香村に位置する19の資産で構成され、橿原市内には以下の4資産が所在します。

  • 藤原宮跡
  • 菖蒲池古墳
  • 本薬師寺跡
  • 大官大寺跡

奈良県橿原市(市長:亀田忠彦)は、初代神武天皇が畝傍山の東南に「橿原宮」を造って即位した伝承が市名の由来とされ、重要伝統的建造物群保存地区「今井町」や橿原神宮などの歴史遺産を有しています。

本記事は橿原市の発表をもとに作成しました。

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