Dellows News

韮崎大村美術館で郷倉和子展が2026年10月24日から開催へ

山梨県韮崎市の韮崎大村美術館で、2026年10月24日から企画展「大村コレクション 没後10年 郷倉和子展 ~梅花の香り~」が開催される。2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した韮崎市出身の大村智博士が設立し、故郷に寄贈した同館で、所蔵する女性日本画家・郷倉和子の作品が一堂に展示される。会期は2027年2月7日までとなっている。

自然へのまなざしと梅花を描いた郷倉和子の足跡

郷倉和子(1914-2016)は、日本美術院を代表する女性画家の一人として活躍した。日本画家の郷倉千靱の長女として生まれ、1935年女子美術専門学校(現・女子美術大学)を首席で卒業後、翌年の再興第23回院展で初入選を果たした。安田彦に師事しながら院展を中心に活動し、日本美術院賞・大観賞や文部大臣賞などの受賞を重ねた。

1990年には恩賜賞・日本芸術院賞を受賞している。花や木など自然への慈しみを豊かな色彩感覚と写生による観察力で描き続け、とりわけ父の没後、60代から取り組んだ梅花をテーマとする作品群は静謐で凛とした世界を表現しており、郷倉作品の代名詞となった。1997年に日本芸術院会員、2002年には文化功労者として顕彰されている。今回の企画展では、自然と真摯に向き合った姿勢や梅花の世界を紹介する。

日本美術院で活動した女性画家たちの作品も同時展示

同展では同時企画として、郷倉が生涯発表の場とした日本美術院で活動した女性画家たちの作品をコレクションの中から精選して展示する「日本美術院の女性画家たち」も開催される。小倉遊亀や片岡球子、荘司福などの作家による作品を通じ、日本画の伝統と現代における広がりを取り上げる。

学芸員によるギャラリートークを実施予定

企画展示室では、学芸員が作品の背景や見どころを解説するギャラリートークが予定されている。事前申込は不要で、来館時にそのまま参加できる。

  • 開催日:11月3日(火・祝)11:00~、12月6日(日)13:00~
  • 時間:各回30分程度

展覧会の概要

  • 会期:2026年10月24日(土)~2027年2月7日(日)
  • 会場:韮崎大村美術館(山梨県韮崎市神山町鍋山1830-1)
  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:水曜日、年末年始(12月29日~1月1日)
  • 入館料:一般500円(団体420円)、小中高生200円(団体160円) ※団体料金は20名以上。韮崎市内に在住・在学の小中高生は無料、障害者手帳をご持参の方は本人と介護の方1名が無料
  • 主催:韮崎市

本記事は韮崎市の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間