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QunaSys参画のチームKvN、三井物産株式会社スポンサー賞を受賞決定

株式会社QunaSysのメンバーが参画するチームKvNが、NEDO量子懸賞金事業において「三井物産株式会社スポンサー賞」を受賞することが決定した。受賞対象となったのは、提案「Koopman線形化の拡張と流体方程式の量子シミュレーション応用」である。同提案では、非線形な流体方程式に対してKoopman線形化を拡張し、量子コンピュータを活用したシミュレーションへの応用可能性を検討した。

NEDO量子懸賞金事業における受賞の概要

今回の受賞は、NEDO量子懸賞金事業における成果が評価されたものとなる。受賞概要は以下の通りである。

  • 賞名:三井物産株式会社スポンサー賞
  • 事業名:NEDO量子懸賞金事業
  • 受賞チーム:チームKvN
  • 提案名:Koopman線形化の拡張と流体方程式の量子シミュレーション応用

表彰式においてチームKvNは、スポンサー賞受賞チームとして本成果に関するピッチプレゼンテーションを実施する予定となっている。

提案のアプローチと流体シミュレーションへの応用

流体シミュレーションは製造やモビリティ、エネルギーをはじめとする幅広い産業分野で活用されている一方、複雑な流体現象を高精度に解析するためには大規模な計算が必要となるため、量子コンピューティングの新たな応用領域の一つとして研究が進められている。流体力学で扱われる方程式の多くは非線形性を持ち、数値解析には大きな計算コストを要するという課題が存在する。

本提案では、非線形な力学系を線形作用素によって記述する「Koopman作用素」の考え方を拡張し、流体方程式を量子コンピュータ上で扱うためのアプローチを検討した。量子アルゴリズムと流体シミュレーションを接続する新たな方法論を探ることで、将来的な科学技術計算における量子コンピュータ活用の可能性を広げることを目指している。

今後の技術検証と研究開発

株式会社QunaSysは、量子コンピュータの実用化に向けてアルゴリズム研究にとどまらず、実際の産業課題との接続を重視した研究開発を進めている。

今回の受賞を通じて、量子コンピュータによる科学技術計算および産業応用の可能性をさらに検証していく方針だ。同社は成果も踏まえ、量子コンピュータが科学技術計算や産業シミュレーションにどのような価値をもたらし得るのか、引き続き技術検証と研究開発を進めていくとしている。

株式会社QunaSysについて

株式会社QunaSysは、化学や材料科学をはじめとする産業向け量子アルゴリズムの開発を推進する量子コンピュータソフトウェア企業である。量子機械学習や量子化学に加え、量子技術を活用したCAE(Computer Aided Engineering)分野にも注力しており、学術機関や産業界、政府機関と連携しながら量子コンピュータの産業応用に向けた研究開発を進めている。

  • 会社名:株式会社QunaSys
  • 本社:東京都文京区白山1-13-7 アクア白山ビル9F
  • 代表取締役CEO:楊 天任
  • 設立:2018年2月
  • URL:https://qunasys.com/

本記事は株式会社QunaSysの発表をもとに作成しました。

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