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秋の植物かぶれ、経験者の約7割が触った覚えなしと回答 アイシークリニック調査

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、秋のアウトドア活動後に植物かぶれを経験した全国の20〜60代男女300名を対象にアンケート調査を実施した。調査の結果、経験者の67.3%が原因となった植物に直接触った覚えがないと回答したことが判明した。また、症状出現までに数日を要することや、市販薬での対処によって治癒が長期化しやすい実態が浮き彫りとなっている。

約7割が直接触れた自覚がないまま発症

植物かぶれを発症した際に原因となった植物への接触自覚を尋ねたところ、67.3%が「触った覚えがない」と回答した。ウルシやハゼノキに含まれる油溶性アレルゲン物質のウルシオールは、衣服や荷物、ペットの毛などを介して間接的に皮膚へ付着することがあり、直接触れていなくても発症につながると考えられている。

発症までの時間差と対処法による治癒期間の差

アウトドア活動後にかぶれの症状が出るまでの期間については、78.0%が「2〜3日後」と回答した。これは原因物質との接触から24〜72時間後に症状が現れる遅延型アレルギー反応の特徴と合致している。

発症時の初期対応では、市販薬使用の52.7%と自然治癒を待つ29.3%を合わせ、82.0%が皮膚科を受診せずに対処していた。完治までの期間は「2週間以上」かかった人が42.7%を占めた。対処法別の平均治癒期間をみると、市販薬のみで対処した人が12.4日だったのに対し、皮膚科を受診した人は6.8日と約2倍の差が生じている。

予防意識の現状と推奨される対処法

今後のアウトドア活動で最も重視する予防策としては、58.3%が「植物を見分けて避ける」と答えた一方、「長袖・長ズボンの着用」は22.7%、「帰宅後のシャワー」は12.3%にとどまった。ウルシ科植物の判別は難しいため、物理的な防護策の普及が課題とされている。

アイシークリニックの髙桑康太医師は、ウルシオールは衣服や道具に付着して長時間活性を保つため間接的な付着が多いとし、症状が出た際は早期に皮膚科を受診することで治癒期間を半分程度に短縮できるとしている。万が一口ルシやかぶれの原因物質に触れた可能性がある場合は、患部を流水で15分以上洗い流し、水疱や強いかゆみ、症状の広がりがある場合は速やかに医療機関を受診することが推奨されている。

調査概要

  • 調査対象:秋の紅葉狩り・キャンプなどのアウトドア活動後に植物かぶれを経験したことのある全国の20〜60代男女
  • 調査期間:2026年9月28日〜10月7日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象人数:300名

本記事はアイシークリニック(医療法人社団鉄結会)の発表をもとに作成。

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