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写真家浅田政志が中井町と箱根町を撮影へ 神奈川県民ホールの出張企画

神奈川県立県民ホールは、休館中に県内33市町村全域で文化活動を展開する「KANAGAWA 33 ACT」の一環として、写真家・浅田政志による写真展企画「カナガワ ポトガラヒー」の2026年度開催を発表しました。2026年度は中井町と箱根町を舞台に撮影と展示が行われます。中井町では12月に「なかい里都まち♡CAFE」で展示されるほか、その後は過去に撮影した開成町や真鶴町を含む4町の写真が彫刻の森美術館で展示される予定です。

明治の「横浜写真」をモチーフにした「カナガワ ポトガラヒー」

「ポトガラヒー」は、写真が日本に伝わった当時の「photography」の呼び方に由来しています。浅田政志は日本に写真技術が伝わった初期写真に関心を寄せており、写真発祥の地のひとつである神奈川で、かつての写真師のように旅をしながら出張撮影を行う試みとして企画名が付けられました。

本企画「出張浅田撮影局」では、明治時代に外国人向けの土産物として親しまれた手彩色の風景・風俗写真「横浜写真」をモチーフに採用しています。撮影した写真は、古いモノクロ写真に色をのせたようなレトロな雰囲気の作品として仕上げられ、展示されます。

中井町と箱根町を巡る2026年度の展開

2025年度の開成町・真鶴町での実施に続き、2026年度は中井町と箱根町を舞台に事業が進められます。中井町では、町民が集う公園やカフェ、町役場、田んぼなど10か所で町民を被写体にした撮影が実施されます。

撮影された作品は、2026年12月5日(土)から12月26日(土)まで、中井中央公園内にある「なかい里都まち♡CAFE」で展示されます。初日の12月5日(土)には、浅田とともに撮影を振り返る完成お披露目会も開催予定です。中井町での展示後には、開成町・真鶴町を加えた4つの町の写真すべてが彫刻の森美術館に集められ、神奈川県西地域の魅力を発信する展示が行われます。

写真家・浅田政志の経歴

浅田政志は1979年三重県生まれの写真家です。自身の家族が消防士やレーサーなど様々な職業や状況に扮した写真集「浅田家」で第34回木村伊兵衛写真賞(2008年度)を受賞しました。

東日本大震災で津波被害にあった写真の救済活動をまとめた「アルバムのチカラ」も手掛け、2020年にはこれら2つの写真集を原案とした映画『浅田家!』が公開されました。同作はワルシャワ国際映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞しています。また、雑誌や広告写真のほか、2025年4月には故郷の三重県津市にある四天王寺内に「ポトガラヒースタジオ」を開設するなど、多方面で活動しています。

  • 企画名:カナガワ ポトガラヒー 出張浅田撮影局|中井編
  • 会期:2026年12月5日(土)~12月26日(土)※月曜休
  • 時間:10:30~16:00
  • オープニングお披露目会:12月5日(土)10:00~11:00(展示会場にて開催)
  • 会場:なかい里都まち♡CAFE(神奈川県足柄上郡中井町比奈窪580 中井中央公園内)
  • 料金:無料(カフェ利用は有料)
  • 主催:神奈川県立県民ホール(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
  • 共催:中井町
  • Web:https://www.kanagawa-kenminhall.com/d/kanagawa_photo_2026

本記事は神奈川県立県民ホール(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)の発表をもとに作成しました。

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