カナリーが新機能カナリークラウド間取り図作成をリリース
不動産業界におけるAI実装を推進する株式会社カナリーは2026年10月、不動産Vertical AI/SaaS「カナリークラウド」シリーズにおいて、新プロダクト「カナリークラウド 間取り図作成」をリリースした。本プロダクトは、Webブラウザ上で直感的な操作を行い、ポータルサイト掲載に必要な間取り図を作成できるサービスである。
不動産仲介業務ではポータルサイトへの物件掲載に間取り図が不可欠とされる一方、元付会社から提供される図面がそのまま掲載に使用できない事例が多く、作成や外注の工数およびコストが課題となっていた。同社は2026年10月にリリースした「カナリークラウド AIコンバーター」とともに、入稿業務のなかで負担の大きい間取り図作成業務を誰でも簡単に行えるよう支援することを目指し開発に至った。
直感的な操作で複雑な間取りの作図に対応
「カナリークラウド間取り図作成」は、元付会社の図面や建築図面などの画像を取り込んで下絵として固定し、その上に洋室・LDK・水回りなどの部屋パーツを配置してサイズ調整を行う仕様となっている。線を一から引く必要がないため、作図ソフトに不慣れな担当者でも利用しやすい設計である。
部屋のパーツはドラッグによる拡大・縮小が可能なほか、角の追加や壁の曲線化といった複雑な形状の編集にも対応する。さらに、パーツ同士や壁への自動吸着機能、壁の厚みに応じて自動調整される扉の配置機能なども備えている。
統一感のある作成とクラウド上での共有・引き継ぎ
共通パーツを用いて作図を行うことで、担当者ごとの仕上がりのばらつきを抑制できる。部屋ごとの床色や文字表示の調整に加え、自社ロゴや透かしの挿入、オリジナルパーツの追加も行える。フロアごとにタブを分けて作成する機能を備え、2階建・3階建の物件にも対応している。
作成後の間取り図は画像として書き出してポータルサイトに掲載できる。データは店舗単位で保存・共有が可能で下書き保存にも対応しており、担当者が変更となった場合でも過去のデータを引き継いで編集作業を行える体制を整えている。

AIを活用した制作代行機能の展開も予定

今後は元付図面に加え、建築図面を取り込むだけでAIが部屋の位置・種類・広さを読み取ってトレースし、間取り図の制作を代行するサービスのローンチも予定されている。同社開発チームは継続的な新機能の追加や改善を通じて、不動産会社のさらなる生産性向上に貢献していく方針を示している。
不動産Vertical AI/SaaS「カナリークラウド(CANARY Cloud)」は、不動産仲介業務に特化したプロダクトシリーズである。顧客管理・営業支援を行う「カナリークラウド CRM」や物件入稿・出稿を担う「カナリークラウド AIコンバーター」などを提供している。全国賃貸住宅新聞社調査による各エリアの賃貸仲介件数ランキング上位の不動産仲介会社をはじめ、全国で導入が進められている。
株式会社カナリー 会社概要
- 会社名 : 株式会社カナリー
- 代表者 : 代表取締役 佐々木 拓輝
- 所在地 : 〒108-0073 東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー27階
- 設立 : 2018年4月
- 事業内容 :
- マーケットプレイス事業「カナリー(CANARY)」
- Vertical AI事業「カナリークラウド(CANARY Cloud)」
- AIソリューション事業
- コーポレートサイト : https://corp.canary-app.jp/
本記事は株式会社カナリーの発表をもとに作成。
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