JR九州が鉄道計画発表 883系刷新や新駅開業など2027年春実施へ
JR九州は、鉄道アップデート計画の第2弾として、特急列車の客室内リニューアルや福岡都市圏における今後の施策を発表した。883系 特急「青いソニック」の客室内刷新のほか、福工大前駅の設備改良や「JR貝塚駅」の開業に向けた計画などを盛り込んでいる。いずれも2027年春頃の運行開始や竣工、開業を予定している。
883系 特急「青いソニック」の客室内を刷新
博多⇔小倉⇔大分を主な運行区間とする883系 特急「青いソニック」について、客室内のリニューアルを2027年春頃から順次運行開始する。
リニューアルの内容は、座席取替、床張替、客室内塗装など多岐にわたる。座席の生地(モケット)には号車ごとに異なるデザインを採用し、全座席の壁側にコンセントを設置してスマートフォンやパソコンの充電に対応させる。また、デッキ部の共用区画であるコモンスペースもリニューアルを実施する。





福工大前駅の線路設備改良で折り返し運行に対応
鹿児島本線の福工大前駅では線路設備を改良し、博多駅方面からの折り返し運行を可能にする。これにより、新たに同駅を始発・終着とする列車の運行ができるようになる。
また、福工大前駅~福間駅間で踏切事故等が発生し運行見合わせとなった場合、これまでは博多方面からの列車は折り返し設備がある吉塚駅や箱崎駅までの運行にとどまっていた。新設設備を活用することで、千早駅・香椎駅・九産大前駅を経由し、福工大前駅での折り返し運行が可能となる。竣工時期(予定)は2027年春としている。
JR貝塚駅の開業時期が決定、顔認証改札など導入へ


鹿児島本線 千早駅~箱崎駅間に新設される「JR貝塚駅」については、開業時期(予定)が2027年春に決定した。


同駅には新技術として、九州初となる「顔認証改札」や「生成AIを活用した改札口でのお問い合わせ対応」などの導入が予定されている。詳細については決まり次第、改めて発表される予定だ。
福岡都市圏のダイヤ見直しに向けた検討も推進

駅設備の改良や新駅開業にあわせ、福岡都市圏における列車運行体系のアップデートに向けた検討も進められている。
利用状況に応じた列車の増発や編成両数の見直しをはじめ、列車の運行間隔をできる限り均等にする「等間隔ダイヤ」や、発車時刻を規則正しい一定のパターンで繰り返す「パターンダイヤ」の導入について検討が行われている。これらの詳細については、2026年冬頃に発表される見通しとなっている。
本記事はJR九州の発表をもとに作成しています。
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