清涼飲料水容器のリサイクルに関する消費者意識調査2026
全清飲の調査で判明、資源重視は76.6%も自販機横ボックスへの異物投入は約3割
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一般社団法人全国清涼飲料連合会(全清飲)は、10月20日の「リサイクルの日」に向けて実施した「清涼飲料水容器のリサイクルに関する消費者意識調査2026」の結果を公表しました。調査によると、76.6%の人が「資源を大事にしたい」と回答した一方、自動販売機横のリサイクルボックスに過去1年間で異物を入れたことがある人は約3割にのぼることが分かりました。また、ペットボトルのキャップやラベルの分別状況には、排出場所によって大きな開きが見られます。
資源意識が高まる一方、排出場所で異なる分別の実態
調査において資源を大事にしようと「思う」と答えた人は76.6%で、そのうち直近1年間で意識が「高まった」とする人は41.6%でした。全体でも32.8%が直近1年間で意識が高まったと回答しており、その理由として「環境問題への関心が高まったため」(47.9%)、「物価上昇により節約意識、資源の有効活用意識が高まったため」(46.5%)、「資源価格の高騰を知ったため」(44.7%)が挙げられています。
一方で、飲み終わったペットボトルの分別状況には場所による差が浮き彫りとなりました。自宅では「キャップ・ラベルともに外している」人が82.0%に達しているのに対し、オフィスや学校などの屋内では39.7%、街中や公園などの屋外では34.7%にとどまりました。外さない理由としては、屋内(43.9%)や屋外(47.5%)ともに「外したキャップやラベルをどうするか、わからないから」が最多となっています。
自販機横ボックスの認知は7割超、異物混入の実態も
自動販売機横のボックスがリサイクルボックスであることを「知っている」人は73.3%に達し、清涼飲料水の缶・びん・ペットボトル容器以外を入れてはいけないことを「知っていた」人も78.1%を占めました。しかし、直近1年間でそれら以外の容器を「入れたことがある」と答えた人は29.9%でした。
入れたことがあるものとしては「プラカップ」(31.6%)、「レジ袋」(18.7%)、「お酒類の容器」(16.8%)が多く、その理由として「ほかにいれる場所がなかった」(44.2%)や「家まで持ち帰りたくなかった」(18.4%)が挙げられています。さらに、中身を残したまま飲料容器を「入れたことがある」人は11.8%で、飲み残しが入ったペットボトルがリサイクル上の「異物」であることを知っていた人は70.0%でした。
水平リサイクル推進に向けた課題と意識
日本のペットボトルのリサイクル率は85.1%(24年度実績)と高水準にある中、清涼飲料業界では2030年に「ボトルtoボトル」比率50%を目標に掲げています。「ボトルtoボトル」が資源の有効利用につながることの認知率は92.6%と高いものの、ペットボトルが再びペットボトルになること自体の認知は49.4%でした。
今後のリサイクル行動について、外出先の屋外でリサイクルボックスがない場合にペットボトルを自宅へ持ち帰ることに「取り組みたい」と答えた人は73.3%に上っています。全清飲は、水平リサイクルの推進には分別や異物削減への協力が不可欠であるとして、ステークホルダーと連携した啓発を進める方針です。
調査概要
- 調査名称:清涼飲料水容器のリサイクルに関する消費者意識調査2026
- 調査期間:2026年9月4日~9月7日
- 調査対象:全国の15歳~69歳の男女(人口構成比に準拠した1,333サンプル)のうち、外出先でペットボトル飲料を飲用する人
- 有効サンプル数:1,037名
- 調査協力機関:株式会社インテージリサーチ
一般社団法人全国清涼飲料連合会について
- 会長:井辻󠄀秀剛
- 設立:1955年4月
- 所在地:〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目9番2号 PMO神田岩本町2階
- ホームページ:http://www.j-sda.or.jp/
本記事は一般社団法人全国清涼飲料連合会(全国清涼飲料連合会調べ)の発表をもとに作成しました。
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