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川崎重工とTBG、商用仕様の6インチ液化水素ローディングアームを共同開発

川崎重工業株式会社と、東京貿易ホールディングス株式会社のグループ会社であるTBグローバルテクノロジーズ株式会社は、船陸間の液化水素荷役を支える世界初(*1)の商用仕様となる6インチ液化水素ローディングアームの共同開発を完了した。本設備は国際規格ISO24132に準拠し、商用仕様としてISO認証を取得している。今後はNEDO事業における商用化実証向けとして川崎LH2ターミナルへ3基を設置し、40,000㎥型液化水素運搬船で使用する予定で、両社は国内外への展開拡大を目指す。

*1 自社調べ(2026年9月時点、川崎重工業・TBG調べ。主要液化水素関連事業者・ローディングアームメーカーの公開情報調査に基づく、商用仕様6インチ液化水素ローディングアームとしての開発・実用化状況の比較による)

商用仕様への開発経緯

両社は2018年に初号機を開発し、2022年には「Hy touch神戸」で世界初の液化水素荷役を実現した。

その後、商用化を見据えた設計開発、プロトタイプ機の製造・検査、およびJAXA能代ロケット実験場での実液試験を経て、商用仕様としての開発を完了した。

商用化に向けた機能改良

本設備では大型船舶に対応する長尺化に加え、スイベルジョイントのシール構造およびシールガスシステムを改良し、信頼性を向上させた。

また、緊急離脱装置の構造を簡素化して保守性を高めるとともに、船陸間継手をフランジ式に変更したことで、作業負荷の軽減、軽量化および小型化を実現している。

川崎LH2ターミナルでの実証と展開

開発された設備は、NEDO事業における商用化実証向けとして川崎LH2ターミナルへ3基設置され、40,000㎥型液化水素運搬船で使用される予定となっている。

川崎重工とTBGの両社は、本設備を通じた国内外への展開拡大を目指している。

関連企業概要

川崎重工業株式会社

  • 代表者: 代表取締役社長執行役員 橋本康彦
  • 所在地: 東京都港区

TBグローバルテクノロジーズ株式会社

  • 代表者: 代表取締役社長執行役員 高橋政希
  • 所在地: 東京都中央区
  • 事業概要: 海上用LNGローディングアームをはじめとするエネルギー関連機器の開発・製造・販売・メンテナンスサービス

東京貿易ホールディングス株式会社

  • 代表者: 代表取締役社長執行役員 坪内秀介
  • 所在地: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F
  • グループ概要: 1947年の創業から78周年を迎えた事業開発型商社グループで、国内外の17事業会社、合計18会社で構成。エネルギーインフラ、スマートマニュファクチャリング、イメージソリューション、マテリアルサプライの4つのセグメントに注力している

本記事は川崎重工業株式会社およびTBグローバルテクノロジーズ株式会社の発表をもとに作成。

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