芦ノ湖の観光船「箱根遊船 大茶会」が2026年度グッドデザイン賞を受賞
富士急グループの箱根遊船株式会社が神奈川県箱根町の芦ノ湖で運航する「箱根遊船 大茶会」が、2026年10月15日に発表された2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
建造から約40年を経た船体をリノベーションした観光船で、お茶をテーマにした空間設計や文化体験の提供が評価されました。










「箱根遊船 大茶会」は、「茶を巡る湖上の旅」をコンセプトに2025年12月20日に就航した観光船です。デザインは、JR西日本の特急列車「WEST EXPRESS 銀河」や富士急グループの「箱根遊船 SORAKAZE」「初島リゾートライン 金波銀波」などを手掛けた川西康之氏が担当しました。
船内には、黄金に輝く茶室をイメージした畳席「茶室 金風庵(きんぷうあん)」や、提灯をモチーフにした光が広がるゾーン、景色を眺められるリクライニングチェアなどが配置されています。デッキには、茶畑を思わせる屋外ベンチ「茶畑だんだん」や丸窓から景色を望む「茶室 緑風庵(りょくふうあん)」、和傘の立つ野点風ベンチが設けられています。1階の「茶店」では、抹茶を使ったドリンクやスイーツを販売しています。
回遊性や文化体験が高評価
審査においては、一隻全体でお茶の世界観を統一しながら空間ごとにコントラストを出した点や、船内を巡ること自体が遊覧になる構成、外国人観光客を引き寄せる和のテイストなどが評価されました。
公益財団法人日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承するデザイン評価・プロモーション活動です。社会課題の解決や暮らしの質の向上を目指し、毎年実施されています。
芦ノ湖では、2024年2月に就航した「箱根遊船 SORAKAZE」も運航しています。「箱根・芦ノ湖に浮かぶ緑の公園」をコンセプトにアクティブに遊ぶ体験を提供する同船に対し、「箱根遊船 大茶会」はゆったりとお茶を飲んで過ごす時間を演出しており、2隻の乗り比べといった相乗効果も生まれているとしています。
運航概要と営業情報
「箱根遊船 大茶会」の運航概要および営業情報は次の通りです。
- 定員:595名
- 航路:箱根関所跡港~元箱根港~箱根園港~湖尻港(約11.3km)
- 運航時間:10時00分~16時00分(季節、気象条件により運航状況が変更になる場合あり)
- 所要時間:周遊70分
- 乗船料(周遊70分コース、1日フリー):大人(中学生以上)2,900円、小人(小学生)1,450円(片道コースあり)
問い合わせ先および会社概要は以下の通りです。
- 会社名:箱根遊船株式会社
- 代表者:茂木 一郎
- 設立:2022年12月1日
- 所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根45-3
- TEL:0460-83-6351
- URL:https://www.hakone-yuransen.jp/
本記事は箱根遊船株式会社の発表をもとに作成しました。
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